3分でわかる!肝斑って何?形状・年代原因など!サマリーでご紹介しています。

形状

主に、ほほ骨に沿って左右対称性に、または目尻の下あたりに左右対称にあるシミは肝斑(かんぱん)の可能性大。

肝斑(かんぱん)は、ほほ骨のあたりや額、口の周辺などにシミが左右対称性に現れるという大きな特徴を持っています。
ただし、たまたま日光黒子(老人性色素斑)が左右の似たような場所に似たような大きさで出ることもあるので、輪郭がはっきりしない、薄い褐色で広い範囲にもやっと広がっている、などの特徴も該当するか、あわせて確認してください。
また、肝斑は目の周囲にはできず、色が抜けたように見えることもポイントです。

 

発症年齢

30〜40歳代に発症することが多いシミです。高齢になってから発症することはあまりありません。

ソバカスは思春期に多く見られ、加齢に伴い発症が多くなるのが日光黒子(老人性色素斑)です。肝斑は、30〜40歳代に発症年齢が集中しています。症状が見られるのはだいたい50歳代後半まで。60歳代以降ではほとんど発症することはなく、むしろその年代になると、シミが薄くなったり、消えたりすることが知られています。

 

原因

女性ホルモンのバランスの乱れが原因といわれています。

妊娠や経口避妊薬が発症を促したり、症状を悪化させたりすることから、肝斑の発症には女性ホルモンが何らかの形で影響していると考えられています。また、ストレスでホルモンバランスが崩れることも、発症の要因であると同時に、シミができたというストレスがさらに症状を悪化させるといった悪循環も見られ、ストレスとのかかわりも指摘されています。

 

治療法

主に内服薬で治療します。トラネキサム酸の内服が効果的です。

発症したシミが肝斑であれば、有効な治療法があります。それはのみ薬。レーザー治療によって悪化することもあるので注意が必要です。トラネキサム酸を主成分とするトランシーノIIは、肝斑への効能効果が認められた内服薬※です。
※OTC医薬品として

効果を確かめるには1回2錠、1日2回を、少なくとも1カ月は服用を続け、改善が認められたら、さらに1カ月。2カ月の服用で、十分な改善効果があると認められています。しかし、肝斑は一度改善しても、また発症することもあります。そんなときは、2カ月の間隔をあければまた服用を始めることができます。

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シミに悩む女性が
自覚した「シミの種類」

当社インターネット調査で、シミに悩む女性を対象に、シミのイラストを提示し、自分のシミ症状を選んでいただいた結果、全年代の平均36%の人が肝斑と疑われる症状を選択していることがわかりました。
※1年以内に「シミがやや気になる」以上の女性。n=1035

最近1年以内の
「肝斑」該当症状経験者〈年代別割合〉
(イラストから「現在経験している
+
最近1年以内に経験した」選択合算)

 最近1年以内の「肝斑」該当症状経験者〈年代別割合〉(イラストから「現在経験している+最近1年以内に経験した」選択合算)

2015年当社インターネット調査 :20歳〜59歳女性
回答者の自己判断であり診断ではありません

30〜59歳の多くが、
肝斑様症状があると答えています

30〜59歳の女性の多くが、肝斑様症状があると答えています

実は多い。シミに悩む女性の
36%の方に「肝斑」の疑いが

昔は名前も知られていなかった「肝斑」というシミですが、実にシミに悩む女性の36%が「肝斑」の疑いという驚きの結果が。30〜50歳代という限られた年齢層にできるシミとはいえ、実はたくさんの女性が肝斑の疑いがあります。この年代はいちばん女性が輝きたい!と感じている世代でもあるはず。肝斑のこと、今こそもっと理解しておいた方がいいようです。

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