シミがあることは、女性をとてもネガティブな気持ちにさせます。人の視線が気になって外出したくなくなるなど、さまざまな点において生活の質(QOL)を低下させる要因にもなります。とくに肝斑(かんぱん)は、シミの範囲が広く、顔色全体が悪く見えるケースもあるので、深刻に悩む人も少なくないようです。しかも、そうしたストレスがホルモンのバランスを崩すなど、心と体に影響を与えて、さらにシミを悪化させてしまうこともあるのです。
また、気になるからといって、しょっちゅう顔を手で触ったり、ゴシゴシ洗顔をしたり、あるいは強くマッサージするなど、直接肌に過度な刺激を与えることで、症状が悪化する場合もあります。鏡に向かう度にストレスを感じるのであれば、まずは、肝斑かどうか見極めて、ふさわしい治療を始めましょう。