肝斑のギモン Q&A

Q5肝斑はトラネキサム酸で改善できますか

肝斑を改善する効果があると認められている成分です。

トラネキサム酸は、肝斑の改善薬としての効果が認められている成分。もともとは抗炎症薬や止血剤として医療の現場で使われてきた薬です。じんましんの治療として患者さんへ処方したときに、肝斑の改善にも効果があることが発見され、2007年に一般用医薬品として新たな効能が認められました。医療機関でも、肝斑であると診断された患者さんにトラネキサム酸を処方してきた実績もあります(保険適用外)。

肝斑は女性ホルモンのバランスの乱れが一つの要因といわれていますが、トラネキサム酸は女性ホルモンに直接影響するのではなく、メラニンをつくり出すメラノサイトにはたらきかけ、色素沈着抑制効果を発揮して肝斑を改善します。