肝斑について知る

あらためて知っておきたい、
「肝斑」というしみのこと。

しみ悩みを経験している20~50代女性のうち、肝斑が疑われる症状経験者は2人に1人。
しかしそのうちの約半数は、自身のしみが肝斑である可能性に無自覚であるようです。
肝斑の要因や対処法について、今こそもっと理解を深めましょう。

肝斑にまつわる生活者の意識は?とりまく環境は?「肝斑」の現在地 2023年最新レポート

特徴

肝斑は、ほほ骨のあたりや額、口の周辺などにしみが左右対称性に現れるという大きな特徴を持っています。
ただし、たまたま日光黒子(老人性色素斑)が左右の似たような場所に似たような大きさで出ることもあるので、輪郭がはっきりしない、薄い褐色で広い範囲にもやっと広がっている、などの特徴も該当するか、あわせて確認してください。
また、肝斑は目の周囲にはできず、色が抜けたように見えることもポイントです。

発症年齢

30〜40代に発症することが多いしみです。高齢になってから発症することはあまりありません。症状が見られるのはだいたい50代後半まで。60代以降ではほとんど発症することはなく、むしろその年代になると、しみが薄くなったり、消えたりすることが知られています。

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PICK UP!肝斑の認知率

しみ悩みを経験している20~50代女性のうち、肝斑が疑われる症状経験者は2人に1人。しかしそのうちの約半数は、自身のしみが肝斑である可能性に無自覚。

1年以内にしみ悩みを経験した20~50代女性のうち、肝斑という名称を知っていると回答した人は72.9%にのぼった一方で、「肝斑の要因や適切な対処法まで知っている」人はそのうちの15.0%にとどまりました。肝斑の名前を知っている人が必ずしも肝斑を深く理解しているとは限らないことがわかりました。

※ 肝斑にまつわる生活者の意識は?とりまく環境は?「肝斑」の現在地 2023年最新レポート

【肝斑の認知と理解】以下の「しみ症状の種類」を表す名称を知っていますか (複数回答)
肝斑の認知率
  • 肝斑の認知率

    ■対象:「美白・しみケア」「透明感・くすみケア」に関心があり、1年以内にしみまたは肝斑に悩んだ20~50代女性2,058名
    ■調査委託先:インテージヘルスケア(2023年7月調べ)

  • 肝斑の認知率

    ■対象:「美白・しみケア」「透明感・くすみケア」に関心があり、1年以内にしみまたは肝斑に悩んだ20~50代女性、かつ肝斑という名称を知っている1,500名
    ■調査委託先:インテージヘルスケア(2023年7月調べ)

原因

肝斑は、妊娠や経口避妊薬の服用をきっかけにできることもあり、紫外線だけでなく、女性ホルモンとのかかわりが指摘されています。また、精神的ストレスによってホルモンバランスがくずれることが影響する場合もある他、過度のマッサージ等、物理的な刺激で悪化する場合もあります。

肝斑のメカニズムを知る

対処法

発症したしみが肝斑であれば、医療機関では主に内服薬、なかでもトラネキサム酸が選択される場合が多いようです。肝斑に効果のあるトラネキサム酸を配合した内服薬は医師の処方の他、薬剤師のいる薬局薬店でも販売しています。

トラネキサム酸について

肝斑は女性ホルモンのバランスの乱れが一つの要因といわれていますが、トラネキサム酸は女性ホルモンに直接影響するのではなく、肝斑の原因であるメラニンの生成過程に作用し、色素沈着抑制効果を発揮します。

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トラネキサム酸を主成分とするトランシーノEXは、肝斑を改善する効果が期待できるOTC医薬品※1です。

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