肝斑への対策・改善方法
症状を改善できます。
改善方法
内服薬による治療法
発症したしみが肝斑であれば、医療機関では主に内服薬、なかでもトラネキサム酸が選択される場合が多いようです。肝斑に効果のあるトラネキサム酸を配合した内服薬は医師の処方の他、薬剤師のいる薬局薬店でも販売しています。
トラネキサム酸の内服薬は、メラニンをつくり出すメラノサイトに信号を送る「メラノサイト活性化因子」のはたらきを抑え、肝斑の生成を抑制します。
「肝斑症状自覚者」の肝斑対処法は「美白化粧品の使用」「ファンデーション等で隠す」「UV用化粧品の使用」がTOP3に。一方、肝斑改善効果が認められた「市販のトラネキサム酸配合医薬品の服用」経験は1割強にとどまる。
1年以内に肝斑の症状を経験し対処した20~50代女性に、実際に行った対処法を訊いたところ、「美白用化粧品を使用」(51.2%)、「ファンデーション等で隠した」(48.3%)、「UV用化粧品を使用」(37.3%)がTOP3に。一方で肝斑改善効果が認められた「市販のトラネキサム酸配合医薬品の服用」は12.6%でした。現状は、予防やカバーメイクが対処法の主流となっているようです。
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■対象:「美白・しみケア」「透明感・くすみケア」に関心があり、1年以内にしみまたは肝斑に悩んだ20~50代女性、かつ肝斑自覚者568名 ■調査委託先:インテージヘルスケア(2023年 7月調べ)
自分でできる肝斑ケア
紫外線対策
肝斑もほかのしみも同様に、オールシーズン、紫外線には万全の備えが必要です。
![紫外線対策](/site_kanpan/assets/images/care/care_01.jpg?v=3f91ed0ca195bca1c6d3c31929971f83)
強い力でのゴシゴシ洗顔をしない
例えば洗顔の際に、左右の手を入れ替えて、摩擦圧を低める工夫をしましょう。
![強い力でのゴシゴシ洗顔をしない](/site_kanpan/assets/images/care/care_02.jpg?v=6e50096ba8cd6e73630cd899bfab8565)
洗顔料による刺激を避ける
肝斑がある時には低刺激の洗顔料にするか、スクラブ入り洗顔料を使う場合は、極力優しいタッチで使うといった工夫がおすすめです。
![洗顔料による刺激を避ける](/site_kanpan/assets/images/care/care_03.jpg?v=c7240d69d475a1e77a85787b9803fa3b)
洗顔時のシャワーの当て方に気を付ける
シャワーの圧は意外と刺激が強いので、肌に直接当てる洗顔は避けましょう。
![洗顔時のシャワーの当て方に気を付ける](/site_kanpan/assets/images/care/care_04.jpg?v=12a0e28fcfa7d1a02186876a65afb284)
フェイスローラーの使い方に気を付ける
肝斑の悪化を防ぐなら適度に、長時間の使用は避けましょう。
![フェイスローラーの使い方に気を付ける](/site_kanpan/assets/images/care/care_05.jpg?v=c45c3a096f82adfd2c26d3bd18668b15)
重ね塗りや強いふき取りに注意する
ベースメイク等にも共通することですが、肌に触れる回数を少なくしてなるべくシンプルに済ませることも一つの手。美白や化粧下地など1品で複数の効果があるものを選んでみては?
![重ね塗りや強いふき取りに注意する](/site_kanpan/assets/images/care/care_06.jpg?v=1e01e84bf94f825e616056ce1c2a12c1)