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TRANSINO HISTORY

開発ストーリー

  • TOP
  • 2007

    肝斑改善薬
    トランシーノ誕生

  • 2010

    根本美白
    スキンケアシリーズ誕生

  • 2014

    肝斑改善薬
    トランシーノⅡへ進化

  • 2014

    しみ・そばかす対策薬
    トランシーノ ホワイトC誕生

  • 2018

    しみ・そばかす対策薬
    ホワイトC クリアへ進化

  • 2020

    根本美白ケア
    スキンケアシリーズ
    リニューアル

  • 2023

    TRANSINOの
    しみケアに
    新製品が登場

2007
  • 肝斑改善薬

  • トランシーノ誕生から始まった
    美しさへの挑戦

  • しみを改善するただ一つの医薬品「トランシーノ」の誕生ストーリー。
    *肝斑に限る

スキンケアシリーズ

肝斑改善の鍵となるトラネキサム酸。
開発メーカーだからこそ実現した
「トランシーノ」

肌悩みで常に上位に位置するしみ。
なかでも、それまで知られていなかった肝斑の改善薬を開発された背景を教えてください。

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TRANSINOⅡ

開発担当Mさん

皮膚科医療の現場では、しみの種類のひとつである肝斑に対して、トラネキサム酸という成分の効果が広く認められているという事実がわかっていました。 もともと当社は、トラネキサム酸の開発メーカー。

開発担当Wさん

そこで、開発メーカーとしての強みを活かして、トラネキサム酸の肝斑に対する実績を生かした新しい製品をつくろう、というのが当時のプロジェクトの大きな柱となりました。

「トランシーノ」が登場するまで、しみを気にしていても種類があることを知っている人は多くなかったと思います。
全く新しい肝斑改善薬として誕生させた、その想いを教えてください。

開発担当Mさん

何から始めたかというと、専門の先生方を訪ね歩くことでした。最初にお会いしたのが、トラネキサム酸に肝斑の改善効果があることを初めて偶然発見し、発表された二条貞子先生でした。その時、「トラネキサム酸は確かに肝斑に効きます」という言葉をいただき、この方向で進めていっていいんだと意を強くしたものです。その後も新潟、大阪、岐阜、徳島、福岡と情報を求めて全国を駆け回りました。どの先生も、「肝斑に効く」という評価については一致していました。

開発担当Wさん

スタート時から「これはいける」とは思っていました。確信を持っていたというより「やるんだ」という前向きな気持ちは常にありました。

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新しい医薬品として世に登場させるには、どのようなハードルがあったのでしょうか?

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開発担当Wさん

臨床試験が軌道に乗り、良好な結果を示す意見も集まり、医薬品として承認を得る必要がありました。最終的な承認を得るためには膨大な資料が必要になります。安全性や効果、製剤の安定性など多岐にわたります。そしてヒトを対象にした臨床試験のデータなども必要です。

開発担当Mさん

最終的に承認を得ることができたのは、治りにくいとされる肝斑に高い改善効果を持つ、まさに力のある薬だったからだと思っています。また、OTC医薬品としての承認を得るには、安全性についても非常に厳しい審査がありました。トラネキサム酸はもともとアミノ酸の一種で大きな副作用もなく、臨床試験の結果のほかにも、いろいろな文献や資料を調べてデータを示した結果、最終的なOKが取れたのだと思います。

開発担当Wさん

OTC医薬品としては異例の8週間という長い服用期間が認められた例は、経口剤としては、おそらく過去になかったと思います。生活者の方からは「目安にできてとてもわかりやすい」「ここまではがんばろうという目標を持てる」などの意見をいただいてきました。できてしまったしみへのケアは長期間かかると思われがちですので、8週間という明確なゴール設定をできたことも良かったですね。

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TRANSINOⅡ