第一三共グループでは、「第一三共グループ社会貢献活動基本ポリシー」を定め、事業による社会貢献のみならず、社会が抱えるさまざまな課題の解決に向けて自発的な取り組みを重ねています。社会貢献活動を「社会への投資」ととらえ、特に医学・薬学の発展、社会福祉、環境保全について重点的に取り組むほか、災害復興、青少年の育成、文化・芸術の振興などの支援も行っています。また、ボランティア活動への積極的な参加や支援、さらには地域社会との共存共栄を目指すなど、持続可能な社会づくりに貢献する企業として、また良き企業市民として、社会貢献活動を自主的かつ積極的に行っています。
第一三共ヘルスケアでは、環境以外に取り組むべき社会課題のテーマとして、「美と健康の情報提供」と「防災・災害支援」の2つにフォーカスして活動を展開しています。それぞれ、インターネットを活用したオンライン施策と、直接対面型のリアルコミュニケーション施策を設け、美と健康の情報提供を通じたセルフケア意識の啓発とともに、広く社会や生活者に向けて役立つ活動を実践しています。
事業を通じた社会貢献
グループ内でより幅広く人々の生活と密接に結びついたビジネスを展開する企業として、製品を通じた生活者とのつながりやコミュニケーションを大切にし、より健康で美しくありたいと願う人々のQOL向上や、持続可能な社会づくりに貢献するための取り組みを進めています。
情報・サービスを通じた社会貢献
健康に関する疑問や対処法を紹介するウェブサイトやさまざまな調査・レポートを公開するなど、生活者に寄り添った情報提供を行っているほか、若い世代に向けた薬育に取り組むなど、さまざまな立場に向けた多角的な情報提供を検討しています。
また、災害時に備えて用意しておきたい常備薬などの情報提供や、災害等の支援に従事する方々への製品提供など、不測の事態に対するサポートに取り組んでいます。
日々の健康やセルフケアに役立つ独自の調査結果やレポートを配信しています。
専門家のコラムなどで歯周病対策を知ることができる「歯周病ケア篇」と、進行すると全身の虚弱につながるオーラルフレイルを解説した「オーラルフレイル篇」で日頃のお口のケアをご紹介しています。
一般社団法人バンクフォースマイルズが運営する「コスメバンク プロジェクト」の活動理念に賛同し、2022年より春夏(母の日など)・秋冬(クリスマス)の年2回、ひとり親世帯など経済的困難を抱える方へスキンケア製品を寄贈しています。
2021年4月、経団連企業行動・SDGs委員会の下部組織である、経団連1%(ワンパーセント)クラブからの呼びかけに応じて、「ミノン メン 薬用全身シャンプー 2,000本」と「リゲインZERO 10,000本」を災害ボランティア活動支援プロジェクト会議に寄贈。被災地へ届けられました。
通常販売が終了した良品を「LOHACO/Go Ethical」で取り扱い、エシカル消費の推進に貢献しています。消費者庁が主催する「令和4年度消費者志向経営優良事例表彰」において、賛同企業の1社として消費者庁長官表彰を受賞しました。