人材育成

第一三共ヘルスケアでは、「組織が人を成長させ、人が組織を成長させる」という考え方のもとで、社員一人ひとりの成長を促し、プロフェッショナルな人材を育成します。

求めるのは全体最適かつプロフェッショナル人材

当社グループが求めるのは、常に「コンプライアンス」を意識した行動ができ、「全体最適」の視点をもった「プロフェッショナル」人材です。「全体最適」とは、広い視野から組織全体を俯瞰し、課題の本質を見極めたうえで組織としての成果の最大化を第一義として考えること。そして、そのために他者の考えや意見を尊重する姿勢を持って積極的に周囲と情報共有を行い、関係者との連携や後進への指導・助言を図りながら組織業績の向上に貢献できる人物です。また、「プロフェッショナル」とは、高い専門性をもって優れた成果を継続的に出し続けられること。そのために、一段高い目標への挑戦意欲を持ち、その達成に向けて主体的にPDCAサイクルを回しながら、掲げた目標を達成できる人を指しています。

自己実現をバックアップする

当社の考える人材育成は、仕事を通じた個人の成長(OJT=On-the-Job Training)を基本としています。その中で各個人は自らを見つめて、Will・Can・Mustの3つの視点から将来の自分の姿を捉え、描き、成長プランの具体性・実現性を高めていきます。そして会社はこれらを2つの側面から支援しています。
ひとつは会社の中での自己実現(キャリア形成)の支援。毎年全ての社員が自らの現状とこれからの自己実現の姿を会社に申告する「自己成長申告制度」や、幅広い視野や多様な業務への対応力を高めることを期待した「担当変更」や「組織間異動」「職種変更」などを展開します。
またもうひとつは個々人が仕事をやり遂げるためのビジネススキルアップの支援。自らのキャリアステージに応じた「階層別研修」や、社員一人ひとりの自己啓発を支援する各種プログラムの提供、そして職能ごとに専門性を高めるための部門研修も行っています。

3つの視点

Will・Can・Must

Will 自分がやりたいことは何か?(動機・欲求・価値) Can 自分にできることは何か?(経験・魅力・スキル) Must 自分に求められていることは何か?(環境・期待・役割) 3つの重なりの部分 実現性の高い自己表現の姿

育成体系

「組織が人を成長させ、人が組織を成長させる」という人材育成の考えに則り、階層別研修から自己啓発支援に至るまで、幅広く施策を展開しています。

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カテゴリー:階層別研修、目的:役割認識スキル強化、参加方法:対象者必須、キャリア・ライフステージ別の育成コンテンツ:新入社員研修、二年次研修、四年次研修、新任マネジメント職研修/ステップアップ研修、マネジメント職研修。カテゴリー:選抜型研修、目的:リーダーシップ強化、参加方法:対象者選抜、キャリア・ライフステージ別の育成コンテンツ:業務経験に応じたレベル別リーダー育成研修。カテゴリー:公募型研修、目的:全社共通ビジネススキル強化、参加方法:応募者抽選、キャリア・ライフステージ別の育成コンテンツ:ビジネススキル研修。カテゴリー:公募型研修、目的:自律的学習促進、参加方法:応募者全員、キャリア・ライフステージ別の育成コンテンツ:学び放題、e-Learning、全社英語力向上、資格取得支援。カテゴリー:部門研修、目的:専門スキル強化、参加方法:対象者必須または任意、キャリア・ライフステージ別の育成コンテンツ:専門知識・スキル修得。カテゴリー:キャリア研修、目的:自律的キャリア形成促進、参加方法:応募者先着、キャリア・ライフステージ別の育成コンテンツ:三年次研修(必須)、五年次研修(必須)、キャリア研修、キャリアセミナー(全員)、ファイナンシャルプランセミナー(全員)。

研修・交流コミュニケーション多目的施設「NEXUS HAYAMA」

「NEXUS HAYAMA」は2011年に神奈川県三浦半島の緑豊かな丘陵地帯に位置する湘南国際村に新設した第一三共の研修・交流コミュニケーション多目的施設です。施設には大小多数のセミナールームや、同時通訳室を付帯する国際会議場、個室内にトイレ・浴室を完備した190の宿泊室、カフェテリアや談話ラウンジなど、国内外の第一三共グループ社員が集い・学び・交流する拠点となっています。(「Nexus」はラテン語で「絆・結びつき」を意味する)

  • 外観
  • アトリウムラウンジ
  • セミナールーム
  • 国際会議場
  • 宿泊室