PROPHYLAXIS

赤いブツブツの予防法

毎日のセルフケアで健康な肌を手に入れる

赤いブツブツを予防する
4つのポイント

しつこい赤いブツブツは、症状が良くなるまでに時間がかかることもあります。
そのため日頃から赤いブツブツができにくい肌状態に近づけ、予防することが大切です。毎日の生活習慣を見直すことで、トラブルが起こりにくい健康な肌を手に入れることができます。

栄養バランスは肌の鏡

栄養バランスの整った食事をとる女性のイラスト

食べた物が肌の健康状態に反映されるといっても過言ではないほど、栄養のバランスは重要です。炭水化物や脂質のとり過ぎは毛穴詰まりの原因になります。偏った食事や食べ過ぎを控え、食生活を見直しましょう。以下の栄養素を積極的にとるようにすることで、きれいな肌を保つことができるようになります。

  • ビタミンB、ビタミンC、ミネラル:脂肪の代謝を促し肌の調子を整える
  • ビタミンA、ビタミンE:抗酸化作用によって皮膚の機能を維持する

からだの洗い方にもひと工夫

体を洗う女性のイラスト

汗や皮脂、汚れによって皮膚が不衛生になると、毛穴の詰まりや菌の増殖などにつながります。いつも肌を清潔に保つようにしましょう。
からだを洗う時には、皮膚への刺激が少ない弱酸性の石けんの使用がおすすめです。石けんやシャンプーの成分が肌に残らないようによく洗い流すことや、先に髪を洗うなど洗う順番を工夫することもポイントです。

睡眠の質をしっかり整える

寝ている女性のイラスト

とくに睡眠不足はお肌の大敵です。寝不足になると、免疫力が低下し、肌の新陳代謝が遅れ、健全な肌のターンオーバーが乱れてしまいます。またいくら寝ても疲れが残っている場合は睡眠の質についても考慮しましょう。寝る前に半身浴や軽いストレッチを行い、スマホは見ないなど、からだや脳をリラックスさせた状態で入眠するよう心がけることが大切です。

ストレスをためこまない

休息している女性のイラスト

ストレスはホルモンバランスの乱れを引き起こし、赤いブツブツの原因となります。
適度に運動をする、ゆっくり映画を鑑賞する時間をとるなど、自分なりのストレス発散方法を見つけて、できるだけ笑顔で過ごせるようにしましょう。

監修医のご紹介

山本メディカルセンター院長 齊藤 真理子医師の写真
齊藤 真理子
医師
形成外科、美容皮膚科
山本メディカルセンター 院長

経歴

昭和大学医学部卒。医学博士、形成外科専門医、分子栄養学認定医
2010年に山本メディカルセンター入職し皮膚科・形成外科を立ち上げる。
アンチエイジング分野にも取組み、メディカルスパ、ドクターズコスメなどの開発・販売も手がけている。

所属

日本形成外科学会、日本皮膚科学会、日本酸化療法研究会、臨床分子栄養医学研究会、被災地医療支援GMJ、女医+(じょいぷらす)