からだにできた赤いブツブツ※1
その原因は?

顔のニキビと同じケアをしてもなかなか治らない、首・背中・デコルテなどにできた、赤いブツブツ。このいわゆる「からだニキビ(毛のう炎)」が、服や下着にすれて痛い、患部がかゆい、目立つので背中の開いた服が着られない、そんな悩みはありませんか。どうしてからだニキビができてしまうのでしょう? その原因を解説します。

顔のニキビとは別物!?

背中やデコルテのニキビを、顔にできるニキビと同じと思っている人が多いようですね。でも、実は顔のニキビとからだニキビでは、原因が異なる場合があります。

カラダの赤いブツブツイメージ

カビ(真菌)の仕業かも…

気になるしつこい背中やデコルテのニキビ。このいわゆる「からだニキビ(毛のう炎)」の原因は、細菌のほかに、真菌・カビの一種であることが多いといわれているんです。毛穴の奥のところに、細菌や真菌が入り込んで繁殖してしまうと……炎症を起こして、背中やデコルテのニキビができてしまうというワケです。悪化して化膿してしまうと膿を持つので、ますます困りものですね。

誰でも発症する可能性あり

こうした原因菌は、もともと健康な人の皮膚の表面にいる常在菌なので誰でもからだニキビができてしまうおそれがあります。普段は皮脂のバランスを絶妙に保ってくれている常在菌ですが、そのバランスが崩れるとトラブルを引き起こします。原因菌は皮脂を好み、特に汗をかきやすい季節に活発になるので要注意です。そうした汗などによるムレのほか、皮脂や汚れ、キズや摩擦などの刺激、ホルモンバランス、紫外線など、様々なものがからだニキビの要因として考えられます。

正しい対処が必要

一般的なニキビは、毛穴の出口がふさがって皮脂が詰まり、そこに細菌が繁殖してできるもの。一方、からだニキビは、毛穴から細菌や真菌が侵入して繁殖することで炎症が起こります。背中やデコルテのニキビ(いわゆるからだニキビ)は細菌だけでなく真菌に効果がある成分できちんと対処するのがおすすめです。

監修医:齊藤 真理子医師
(形成外科、美容皮膚科)

からだの赤いブツブツには
正しいケアが必要です。

山本メディカルセンター 院長
昭和大学医学部卒。医学博士、形成外科専門医、分子栄養学認定医
2010年に山本メディカルセンター入職し皮膚科・形成外科を立ち上げる。
アンチエイジング分野にも取組み、メディカルスパ、ドクターズコスメなどの開発・販売も手がけている。
2016年4月同クリニック院長就任。
日本形成外科学会、日本皮膚科学会、日本酸化療法研究会、臨床分子栄養医学研究会、被災地医療支援GMJ、女医+(じょいぷらす)所属。

3種の抗菌成分配合の治療薬
市販薬で唯一※2
「抗真菌成分」配合の
皮膚用薬

クロマイ-N軟膏

第2類医薬品ノンステロイド

※1 化膿性皮膚疾患 
※2 化膿性皮膚疾患用薬として

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