



家族ではじめる
敏感肌ケア

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Q1.敏感肌だと感じる?
化粧品などでよく耳にするようになった「敏感肌」。
からだに関してはどう感じているのでしょうか?
調査してみました。時々敏感肌
48%敏感肌ではない
40%
(n=29,869)「時々敏感肌」「常に敏感肌」
の方は
全体の6割にのぼり、
2人に1人以上の方が、
敏感肌と感じているようです。 -
Q2.家族内での肌悩みは?
敏感肌はお子さまや、家族の間でも気になるもの。
家族がどんな肌悩みを抱えているか聞いてみました。多くの方が、
からだや頭のかゆみ、
肌あれなどに悩んでいます。 -
Q3.敏感肌になった時の
対処法は?敏感肌の方々に対処法を聞いてみました。
多くの方が
敏感肌対策として
保湿剤でのケアを
選んでいました。
塗るケアだけでなく洗うケアでも対策を。
敏感肌とは、バリア機能が乱れがちな
うるおい不足の肌。
そんな敏感肌を自覚している方は、
「塗る」ケアに意識がいきがちですが、
角質層でうるおいを保つ役割をする成分は、
洗うだけでも簡単に奪われてしまうため、
「洗う」ケアも大切です。
洗うケアも塗るケアも
肌へのやさしさを考えた
製品で
バリア機能を守りながら
お手入れしましょう。

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01
大切なのは”泡立てる”こと!
洗浄料でからだを洗うときは、泡立てて使うことが基本です。
泡立てネットやスポンジを使ってよく泡立てたあと、汚れを泡になじませるようにして、手で「なで洗い」をしましょう。
泡立てることで、皮ふやシワなどの細部に洗浄料が届くため、やさしくなでるだけでも十分に汚れを落とすことができます。
また、しっかり泡立てると少ない洗浄料で広い面積を洗うことができるため、洗浄料をたくさん使う必要がなくなり、肌への負担を減らすことができます。
ワセリンベースのボディクリームや、軟膏をお使いの場合は、基剤の油分が肌に残っていると、油が酸化して刺激の原因になったり、雑菌の繁殖の原因になることがあるので、肌にやさしい素材のタオルでしっかり汚れを落としましょう。
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02
こすらずに
なでるように洗って。汚れをよく落とそうと、ごしごしとこすり洗いをしていませんか?
こすり洗いによる強い摩擦は、必要な保湿成分まで流してしまい、その結果肌のバリア機能が低下してしまう恐れがあります。さらには色素沈着の原因にもなることも。ゴワつくタオルやシャリ感の強いタオルも少しの力で強い刺激になってしまうので注意が必要です。
とくに、外遊びをするお子さんたちとのお風呂では、汚れを落とそうと強く洗いがちですが、やさしくなでるように洗うことを心がけましょう。
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03
洗い忘れはありませんか?
汚れや洗浄料がしっかり落ちていないと雑菌の温床になり、湿疹などの原因になってしまうおそれがあります。お風呂を出る前に、洗い忘れ・すすぎ残しがないように全身チェックしましょう。お子さんがひとり洗いをしたがっても、しっかり洗いあがりをチェックしてあげてください。
洗い忘れが多いのは、耳の後ろ、首、脇、背中、股、足の裏、指の間などです。手でじかに触れて「べとべとしている」「ぬめっとする」など洗った箇所と違う触り心地の箇所がないか確認してあげましょう。
また、すすぎ残しの無いように泡切れのよいアイテムを選ぶことも効果的です。
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01
バリア機能を守る
「うるおい補給」バリア機能を守りつつ、肌本来のうるおいを残して汚れをきちんと落とした後は、「塗るケア」にもこだわってあげて。
こすらずやさしく塗ってあげることはもちろん、肌へのやさしさを考えたアイテムを選んであげることもポイントです。
小さなお子さまやご高齢の方、敏感肌の方は肌から水分が逃げやすく、外部刺激を受けやすいため特に保湿が大切になります。
一度低下してしまったバリア機能は修復に時間がかかってしまいます。防ぐためには、季節や気候に限らず、一年中常に保湿することを意識しましょう。
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02
お風呂あがりは
すぐに保湿剤を!お風呂から上がったあとはなるべく早く保湿するようにしましょう。湿度が低い場所では、肌表面から空気中へ水分が奪われていきます。
とくに、入浴後の急激な湿度差では、空気中へ一気に水分が奪われすぐに乾燥してしまうため、肌に大きな負担をかけます。
子どもの朝のお着替え前なども保湿するにはいいタイミングです。一度乾燥してしまうとバリア機能が急激に低下してしまうため保湿を常に忘れないように、習慣化することが大切です。
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03
正しい塗り方で効果アップ
保湿剤をより効果的に使うために、塗り方も意識しましょう。
必ず清潔な手で、保湿剤を手に取ったら、塗りたい部位に数カ所置きます。叩き込んだりこすったりせず、手のひらでやさしく押さえながら広げていきましょう。腕に沿って縦方向に伸ばしがちですが、肌のキメの向きに沿って横方向に塗り込むことでしっかり角質層まで浸透します。
ただしい塗り方をすることで、保湿剤の力をより引き出しましょう。