かぜの原因と対策

原因 かぜ症状のメカニズム

体が異物侵入を防御するはたらき

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鼻、のど(咽頭・喉頭)、気管、気管支、肺などからなる呼吸器は、外気を吸い込み、体に必要な酸素を取り込んで二酸化炭素を吐き出しています。常に外気と触れているので、空気中にウイルスや細菌がいても侵入されないよう、口や鼻、のどの内壁では、粘液で異物を付着し、繊毛運動によって外に出そうとする感染防御システムが備わっています。ウイルスが侵入すると、粘膜内部の組織に炎症が起こり、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状を引き起こします。のどではのどの粘膜の炎症が起こり、せきや痰で異物を外へ出そうとします。

対策 かぜ症状の対処法

つばを飲み込むのもつらい、のどの痛み。つらいせきや痰。
のどの痛みの原因となる「炎症」を抑える成分や、せきの原因となる痰を出しやすくする成分が配合されたかぜ薬を選びましょう。

症状にあったかぜ薬を選ぼう くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、せき、痰、などかぜの症状はさまざまです。
自分のかぜの症状をよく確認して、その症状をやわらげる成分を含んだ薬を選びましょう。
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  • 頭重感

    カフェイン

    無水カフェイン

  • 頭痛
    解熱鎮痛薬

    アセトアミノフェン

    イブプロフェン

    イソプロピルアンチピリン など

  • 鼻水
    鼻づまり
    抗ヒスタミン薬

    クロルフェニラミンマレイン酸塩

    クレマスチンフマル酸塩 など

    抗コリン薬

    ベラドンナ総アルカロイド

    ヨウ化イソプロパミド など

  • のどの
    痛み
    抗炎症薬

    トラネキサム酸

    グリチルリチン酸 など

  • せき
    鎮咳薬

    ジヒドロコデインリン酸塩

    メチルエフェドリン塩酸塩 など

    去痰薬

    ブロムヘキシン塩酸塩

    グアイフェネシン など

  • その他
    その他

    ビタミンB、C、生薬成分 など

複数症状が重なったかぜに、
このルル!

正しいかぜ薬を選ぶことができたら、あとは正しいセルフケアをこころがけるだけ。
意外と知らない正しいセルフケアとは?

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