胃痛は様々な原因で起こりますが、
原因を振り返り、その対策、予防を
こころがけることが大切です。

胃のトラブルは自分で症状が見えないので、
分かりにくいですよね。胃痛の原因・対処・
予防について分かりやすく解説します。

監修:
平塚 卓 先生
(平塚胃腸病院 院長)

胃痛を起こさないために

なによりも胃痛が起きないことが一番。胃痛の原因が分かれば胃痛の発生を予防できることもあります。日ごろから胃痛が起きやすい方は、医療機関を受診したり自分の生活を振り返ってみるなどして、胃痛の原因を理解したうえで予防に取り組んでみましょう。

規則正しい生活

食事を抜くことが多いと、空腹(=胃が空っぽ)の時間が長くなり、胃が荒れる原因となります。寝る直前の食事も胃に負担をかけるので、可能な限り1日3食、同じ時間帯に食べることが望ましいといえます。
また、睡眠不足も体にストレスを与え自律神経を乱れさせる原因となります。時にはゆっくりと休むことも重要です。

暴飲暴食を避ける

消化の悪い脂っこいものをたくさん食べたり、度数の強いアルコールを大量に飲んだりすることは胃への大きな負担となります。冬には忘年会や新年会が続き、胃痛を起こす方が多いようです。普段から、満腹まで食べずに腹八分目を心がけましょう。また夏場には、キンキンに冷えた飲み物やアイスなどを口にする機会が増えますが、冷たいものの摂りすぎも胃の働きを悪くする原因となるので、注意が必要です。

たばこを控える

たばこは血行を悪くすることで知られていますが、これは胃でも同様です。胃の毛細血管への血流量が減ると胃粘膜が弱くなったり、胃の機能が低下したりして胃痛につながります。喫煙が習慣となっていると慢性的にその状態となるので、潰瘍ができやすく再発もしやすくなります。

定期的なストレス発散

ストレスが重なると自律神経が乱れ、胃酸の過剰分泌につながります。自分なりのストレス発散方法を見つけ、ストレスをためないように心がけましょう。リラックス効果の高いアロマを生活に取り入れる、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かる、深呼吸をするなどといった方法も自律神経を整えるのに効果的です。

ピロリ菌の除去

子どもや高齢者の場合は、年齢によっては使用できない市販薬もあり、胃痛の原因によっては症状の悪化が早いこともあるため、原因が分からない場合やすぐに良くならない場合は内科や小児科などの医療機関を受診しましょう。また、妊娠中や授乳中の場合には、医師のアドバイスなしに薬の服用はできませんので、かかりつけの産婦人科や内科に相談してください。
※保険診療でピロリ菌の検査・除菌治療を行うには、まず内視鏡検査を行う必要があります。

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