

- いつも、何気なく入っているお風呂。お湯につかると血行が良くなったり、身体が温まって疲れが取れたり、リラックスできたりと、お風呂でゆったりと過ごすことは、心身に良い効果をもたらすものです。
一方で実は、デリケートな肌状態の時や、乾燥してうるおいを保つバリア機能が低下しがちな時には、熱いお湯に長時間つかると、乾燥の原因になることもあります。
正しい入浴方法を知ることで、入浴時間をより効果的にすることができます。

- メリット
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- 血行が良くなる
- リラックス効果がある
- 皮膚の汚れや角質が落としやすくなる
- 硬くなった角質がやわらかくなることにより、保湿成分が浸透しやすくなる
- デメリット
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- 熱いお湯につかり過ぎる(長湯が過ぎる)と皮脂膜を溶かし、角質層内の保湿成分が流出してしまい乾燥の原因になる
- 血行が良くなることで、かゆみが増す

- 38℃~40℃くらいの低めの温度に設定する。
- 大人の場合は身体が温まるまでお湯につかることを優先しつつ、肌のコンディションで自分にあった入浴時間を見極める。(※ただし、赤ちゃんは5分以内にとどめる)
- 硫黄など一部の温泉成分にはお肌の乾燥を促す作用があるので、入浴後の保湿ケアも忘れずに。