志帆さん9時半に出勤して立ちっぱなしで20時まで働いているので、楽な仕事ではないかもしれないです。でもお客様とお話しするのが好きですし、私の技術に満足してくれてリピートしてくれるとやりがいを感じますね。
夏子さん髪型をデザインしていく過程は楽しいです。女性は年齢ごとに髪の毛の悩みも変わるので、それを解消する技術やセンスを提供できた時はうれしいですよね。美容師の夢の一つに自分の店を持つ、というのがあって。自分の店を持ったとしても、ずっと現場に立ち続けるでしょうから、しんどいとは言ってられませんね。
志帆さんカット、カラー、パーマのほか、うちの店ではシャンプーもアシスタントではなく担当美容師がします。この前にいた店よりも様々な経験ができるぶん、今の方が手への負担は大きいかもしれません。
夏子さんカラーやパーマの薬剤を洗い落とすシャンプーが一番手に負担がかかります。基本的に手袋をしてのシャンプーはNGなので素手ですし。あと施術のたびに水洗いして手を乾かして、の繰り返しもダメージが大きいです。ドライヤーの熱で荒れるっていうのもありますね。休日は10人前後を担当するので、本当に手を休める暇がないんですよね。
志帆さんこの職業に就く前から美容師は手が荒れる印象でしたが、自分は手肌が強いので荒れないだろう、って高を括っていました。指を曲げると、ひび割れて出血するくらい荒れることもあり……。
夏子さんこまめに手を洗えば薬剤の刺激は抑えられます。だけど水に触れる時間が長いと、どんどん乾燥していく悪循環がありますよね。
志帆さんでも手荒れしやすいことは職業柄、諦めている部分はあります。
夏子さんただ年々傷になって残っていくので、ケアはするようになりました。とはいえハンドクリームを塗るくらいなんですけど。
夏子さん美容師=手荒れのイメージが強いのか、友達がお土産でハンドクリームを買ってきてくれるので、それをよくつけています。
志帆さん私もハンドクリームを塗りますが、休日の忙しい時は塗り直しもできず、朝に塗って閉店時間まで何もできないまま。夏はいいけれど、冬の方が乾燥しているから辛いです。
志帆さんパッケージが効きそうですよね。テクスチャは固いですが、伸ばしたら手にヴェールがかかったみたいで保湿感があります。少し手を洗ったくらいでは落ちにくいのにびっくり。個人的には「ロコベースリペア クリーム」より、「ロコベースリペア ミルク」の方が軽くて使いやすかったです。
夏子さんもたっとしたテクスチャのわりに、思ったよりもベタつきません。朝と夜が「ロコベースリペア クリーム」で、日中の塗り直しが「ロコベースリペア ミルク」とか、使い分けてもいいかもしれませんね。
さん美容師 9年
さん美容師 5年