調理専門学校卒業後、レストランで10年ほど料理人をしていましたが、もともとレシピ本や撮影に興味があったんです。フードコーディネーターならそういう仕事ができることを知って。それで「なりたい!」と、師匠にも就かずにいきなり独立しました(笑)。
最初の仕事は情報番組の料理コーナー。旬の食材を使ったレシピ開発を5年ほどしていました。他にも調理専門学校での講師や、カタログや広告を作るなどもしています。
撮影、レシピ考案、コラム執筆などありますが、私はやっぱり撮影が好きですね。媒体に残って人の目に触れるのが、この仕事の醍醐味ですから。撮影の日は大体1日がかり。朝にスタジオへ入って、1〜2時間仕込みをしてから本番。撮影用の料理もスタッフの昼食も全部作っているので、その日は1日中水仕事です。
撮影でも手を酷使する場面があるんですよ。炭火焼肉の写真で、お肉を箸あげしたまま止まらなければいけないとか。火や熱い油のそばに長い時間手を出しておくと、やっぱり手は荒れますね。また撮影でグラスを持ったり、サラダにドレッシングをかけたり、自分の手が写ることもあります。爪が薄く、荒れやすいので、きれいな手指をキープできるよう、ハンドクリームでケアをしています。
こまめにハンドクリームを塗るくらい。これまではさらっとしたテクスチャのものばかり使っていたので、「ロコベースリペア クリーム」の固いテクスチャには驚きました。固いので伸びづらいかと思いきや、温めれば柔らかくなるので簡単に伸ばせました。膜ができて水を弾く感じ。塗ったあと料理すると一般的なクリームなら溶けますが、全然ベタつきを感じませんでした。これなら撮影の合間も、さっと塗り直しができそうです。
さんフードコーディネーター 10年