背中ニキビ(身体ニキビ)の予防

予防するには?

背中ニキビは細菌や真菌が原因で起こる病気ですが、ほかにも汗や皮脂、汚れ、衣類などによる刺激、紫外線、ストレスなど、多くの要因が考えられます。できてからのケアも重要ですが、予防も大切です。日々のスキンケアと生活習慣の見直し・改善により、背中ニキビの予防を心がけましょう。

背中ニキビの予防効果のある石けんを使いましょう

汗や皮脂、汚れなどで背中の皮膚が不衛生な状態になると、毛穴のつまりや菌の増殖などにつながるため、皮膚は清潔に保つことが大切です。「石けんで洗うと皮脂が奪われ、乾燥の原因になるのでよくない」といわれることもありますが、背中は比較的、皮脂の分泌が多いため、入浴時には石けんを使って洗いましょう。特に、背中ニキビの予防には、殺菌作用のある石けんを使用することをおすすめします。
また、石けんやシャンプーの成分が肌に残らないようによく洗い流すこと、洗う順番を工夫することも大切です。特に、シャンプー後の流し方が不十分だとシャンプーの成分が背中に残り、それが刺激となって背中ニキビの誘因になることもあります。洗うときは頭から先に洗ってシャンプーやトリートメントはしっかり流し、その後にからだを洗うようにしましょう。

生活習慣を見直し、ストレスのない毎日を過ごしましょう

衣類や寝具は清潔で吸湿性のよいものを
肌に直接触れる衣類や寝具による刺激も背中ニキビの原因になります。また、衣類や寝具の不衛生や、汗によるムレなどは菌の繁殖につながります。衣類や寝具は、吸湿性や肌触りのよい綿素材にし、こまめに洗濯をして清潔に保ちましょう。汗をかいたらすぐに拭き取ることも大切です。
栄養バランスのよい食事を
背中ニキビの予防には、バランスよく食べることが大切です。甘いものや脂っこいものは控え、脂肪の代謝を促し肌の調子を整えるビタミンB、ビタミンC、ミネラルや、抗酸化作用があり皮膚の機能を維持するビタミンA、ビタミンEを積極的にとることを心がけましょう。
十分な睡眠をとる
睡眠不足は肌にとっても大敵です。寝不足になると、免疫力が低下して肌の新陳代謝が遅れ、健全な肌のターンオーバーが乱れてしまいます。特に新陳代謝が活発になるのは午後10時~午前2時といわれます。なるべく早寝を心がけ、十分な睡眠をとりましょう。
ストレスをためない
ストレスは、ホルモンバランスの乱れの原因に。男性ホルモンが過多の状態になると皮脂の分泌が過剰になり、ニキビができやすくなるため、自分なりのストレス解消法を見つけるなど、できるだけ穏やかな気持ちで過ごせるよう心がけましょう。

背中ニキビ予防には、規則正しい生活を!

(コラム)背中ニキビの跡が残ったら、肌のターンオーバーを意識しましょう

背中ニキビも、顔にできるニキビと同じように跡が残ることがあります。ニキビ跡には、皮膚に赤みが残るタイプ、色素沈着(シミ)が残るタイプ、クレーター状に陥没するタイプ、硬くしこり状になるタイプ、ケロイド状になるタイプなどがあり、どのような跡が残るかは肌質などによって異なります。
ニキビ跡ができてしまったら、まずは肌の再生を促すためにもターンオーバーがスムーズにおこなわれるように、十分な睡眠、便秘予防、ストレス解消、バランスのよい食事などを心がけましょう。
ニキビ跡は、年月の経過とともに少しずつ薄く目立たなくなっていくものもありますが、セルフケアだけではなかなか治らないものもあります。皮膚科での治療が必要なものもあるため、気になる場合は受診しましょう。
また、ニキビ跡を残さないためには、炎症をともなうニキビを作らないことが第一。まずは背中ニキビの予防を心がけましょう。

背中ニキビの跡

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