Q11説明書(添付文書)

Q11.

説明書(添付文書)を読むときのポイントを教えてください。

A11.

説明書(添付文書)を読むようにしましょうOTC医薬品には、「説明書(添付文書)」がついています。大切な情報が記載されているので、必ず読みましょう。使い慣れたくすりでも新しい情報が追加表記されている場合があるので、購入するたびに読むようにしましょう。

使用上の注意

してはいけないこと
守らないと、症状が悪化したり、副作用や事故が起こりやすくなるような注意点が書かれているので、必ず読みましょう。
特に重要な点はパッケージにも書かれているので、自分が使用できるかどうか買う前にチェックすることもできますが、持病や体調面などから心配される点があった場合はお店で薬剤師に聞くようにしましょう。
各メーカーのWebサイトで箱の中にある説明書(添付文書)やよくある質問などの情報が掲載されていることも多いので、お店に行く前に確認することもできます。
相談すること
服用前や服用中で、どのような場合に医師や薬剤師に相談すべきかが書かれています。持病のある人やアレルギー体質の人など服用前に医師や薬剤師に相談した方がよいのはどんな人か、どのような副作用の症状が現れたら直ちに服用を中止して医師の診察を受けた方がよいのかなど、服用前によく読んで把握しておきましょう。
その他の注意
一時的に起こる軽い副作用などの情報が書かれています。こういった副作用が続く場合は専門家に相談しましょう。

くすりの成分

有効成分の名前や分量、それぞれの作用、添加物名が記載されています。アレルギー症状を起こしたことがある人、以前に副作用を起こしたことのある人はチェックしておきましょう。

用法や用量

年齢ごとの服用量、1回の服用量、1日の服用回数と注意事項などが書かれています。子どもに服用させる場合は、使用可能かどうかなどよく確認しましょう。

効果・効能

くすりがどんな症状や病気に効果を示すかが書かれています。

保管および取り扱い上の注意

品質を保つための注意点や適切に取り扱う方法などが書かれています。

服用したくすりの記録があると便利です

こんな症状のときにどんなくすりを使ったのか、くすりの名前・服用期間・効果の様子を記録しておくと、副作用やのみ合わせによる問題の防止に役立ちます。また、医師や薬剤師に自分が服用しているくすりを正確に伝えるのにも便利です。

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