Q8 正しい保管の仕方

Q8.

くすりの正しい保管の仕方を教えてください。

A8.

くすりは、涼しい場所で、安全に管理できる環境で保管しましょう。

くすりの効果を保つため、高温・多湿・直射日光はNG

くすりの効果を保つため、高温・多湿・直射日光はNGくすりの保管場所に最適なのは、暗くて涼しい場所。暗くて涼しい場所といえば冷蔵庫もありますが、冷蔵保存は室温との差が生じるので専用のくすり箱、またタッパーウェアなどの気密容器に箱のまま入れ、15~25度の温度変化の少ない場所に置きましょう。
液状のくすり(固まってしまうくすりもあるので注意)、気温が高いと溶けてしまう場合のある坐薬などは冷蔵庫の保管がおすすめです。

子どもが誤飲しないよう、目に触れない・手の届かない場所に

子どもが誤って服用したり、くすりで遊んだりするのを防ぐために、くすり箱は目に触れない場所や手の届かない場所で保管しましょう。

外箱・袋・説明書(添付文書)はくすりを使い切るまで保管を

他の人が間違って服用したり、服用法がわからなくなったりしないように、外箱や説明書(添付文書)はくすりを使い切るまで取っておきましょう。また誤飲の原因ともなるためOTC医薬品と医療用医薬品とは分けて保管しておきましょう。

1年に一度はくすり箱を整理して使用期限をチェック

使用期限の過ぎたくすりが入っていないか、どんなくすりを保管しているのか、年に一度はくすり箱を整理して、確認しましょう。外箱に開封日時を書いておくと便利です。

くすりは決まった場所に保管して容器を移し替えないように

他の容器に移すのは、品質劣化や誤飲の原因に。いつも決まった場所に保管すれば、服用し忘れ防止にもなります。

殺虫・防虫剤などをくすり箱に入れるのは厳禁です

殺虫剤・防虫剤など口に入れると危険なものはくすり箱、くすりと同じ箱に入れないようにしましょう。

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