Q2子どもの服用

Q2.

子どもにくすりを服用させるとき、どんなことに注意すればよいですか?

A2.

子どもは大人と違って抵抗力が弱く、内臓の働きも十分ではないため、慎重に扱う必要があります。OTC医薬品の場合、原則3ヶ月未満は使用不可、1歳未満は医師の診療を優先させるものがほとんどです。必ず説明書(添付文書)を読み、年齢に合ったくすりを使うようにしましょう。

大人用のくすりをのませない

大人用のくすりをのませない量を減らせば大丈夫、と思われるかもしれませんが、薬効成分自体が体の負担になるため子どもには使用が禁止されているものもあります。必ず小児用の用法が明記されているくすりを使ってください。

使用後は様子をチェック

副作用が起こっても、うまく訴えられないことがあります。服用中はこまめに様子を見ましょう。

無理やりのませない

気管に詰まるなどのトラブルが起こりやすくなります。散剤を嫌がって服用しない場合は、シロップ剤を選んだり、くすり専用のゼリーを使用したりするとよいでしょう。

誤飲事故に注意

くすりは手の届かないところに保管するようにしましょう。万が一誤って大人のくすりを服用したり、くすりを大量に服用したりした場合は、意識があれば吐かせてからすぐに医療機関へ、ない場合は救急車を呼びましょう。

子どもの日常的な薬との付き合い方について

くすりの基礎知識の中で詳しく解説しています。こちらのページをご確認ください。

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