皮膚の化膿症状に 抗生物質配合の治療薬 皮膚の化膿症状に 抗生物質配合の治療薬

抗生物質「クロラムフェニコール」配合 抗生物質「クロラムフェニコール」配合

※クロマイ-P軟膏ASとクロマイ-N軟膏には抗生物質フラジオマイシン硫酸塩も配合

処方の違い

症状の目安 ステロイド 製品
炎症や
かぶれがある
weak(弱い) ウィークステロイド
+
抗生物質
クロマイ-P軟膏ASパッケージ画像
炎症や
かぶれがない
ノンステロイド 抗生物質 + 抗真菌剤
クロマイ-N軟膏パッケージ画像
抗生物質
クロロマイセチン軟膏2%Aパッケージ画像

抗生物質は、菌の増殖に必要な代謝経路に作用して、菌の発育を抑制するはたらきがあります。

化膿を伴う湿疹、皮膚炎に クロマイ-P軟膏AS

2種の抗生物質とステロイド成分を配合

化膿したしっしん・かぶれ等様々な皮膚症状に

  • 湿疹のイラスト
  • かぶれのイラスト
効能・効果
●化膿を伴う湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
●化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
使用法
1日1〜数回、適量を患部に塗布して下さい。
成分・分量・はたらき
本品は白色ゼリー状の軟膏剤で、100g中に次の成分を含有しています。
●クロラムフェニコール 2g(力価):細菌の発育を抑え、化膿した患部を治します(抗生物質)
●フラジオマイシン硫酸塩 0.5g(力価):細菌の発育を抑え、化膿した患部を治します(抗生物質)
●プレドニゾロン 0.3g:皮膚の炎症をしずめます(ステロイド成分)
添加物:ゲル化炭化水素

3種の抗菌成分が効く クロマイ-N軟膏

3種の抗菌成分を配合

真菌や細菌の感染により、化膿した患部に

  • 毛のう炎のイラスト
  • とびひのイラスト
効能・効果
●化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
使用法
1日1〜数回、適量を患部に塗布して下さい。
成分・分量・はたらき
本品は淡黄色~黄褐色の軟膏剤で、1g中に次の成分を含有しています。
●クロラムフェニコール 20mg(力価):細菌の発育を抑え、化膿した患部を治します(抗生物質)
●フラジオマイシン硫酸塩 5mg(力価):細菌の発育を抑え、化膿した患部を治します(抗生物質)
●ナイスタチン 10万単位:真菌に作用し、化膿した患部を治します
添加物:ゲル化炭化水素

化膿したおでき、ふきでものに クロロマイセチン軟膏2%A

ベタつかずあと残りしにくいクリームタイプ

顔にできたおできなど、塗った後のテカリが気になる部位に

  • おでき(めんちょう)のイラスト
  • ふきでもの(毛のう炎)のイラスト
効能・効果
●化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
使用法
1日1〜数回、適量を患部に塗布するか、ガーゼなどにのばして貼付して下さい。
成分・分量・はたらき
本品は白色のクリーム剤で、100g中に次の成分を含有しています。
●クロラムフェニコール 2g(力価):細菌の発育を抑え、化膿した患部を治します(抗生物質)
添加物:セタノール、流動パラフィン、ラウリル硫酸Na、パラベン

クロマイに関するQ&A

Q.1
何歳から使用できますか?
A. 年齢の制限はありません。小児に使用する場合は、保護者の指導監督のもと、使用してください。
Q.2
使用上の注意に、「長期連用しないでください」と書いてありますが、長期とはどれくらいの期間をいうのですか?
A. 2週間くらいを目安に使用してください。
漫然と長期連用すると副作用があらわれるおそれがありますので、症状がよくなりましたら使用を中止してください。5~6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。