全国47都道府県「『脱マスク』と健康意識に関する実態調査」

2023年04月25日

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<全国47都道府県、「脱マスク」と健康意識に関する実態調査>
マスク着用ルール緩和後も、6割以上が「外出時は常に着用」
マスク着用率は全国で「広島県」が最も高く、「奈良県」が最も低い

マスク着用ルール緩和後に最も変化のあった県は「沖縄県」
沖縄県は「外すことが増えた」と回答した割合が広島県の約3倍

 第一三共ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区)は、マスク着用のルールが本年3月13日に緩和されたことを受け、全国47都道府県の男女を対象に「『脱マスク』と健康意識に関する実態調査」を実施しました。
 今回の調査結果を踏まえ、マスク着用ルールの緩和により健康の自己管理が一層求められることから、自分自身の健康を守り対処するセルフケアについて、内科医の正木初美先生にご解説いただきます。
マスクをしている男性とマスクをしていない女性のイラスト
【TOPIC1】 “マスク着用率”が最も高い都道府県は「広島県」、最も低いのは「奈良県」。
◆ 3月13日のマスク着用ルール緩和を受けてもなお、「完全に外している」と回答した人はわずか4%程度。
 約6割が「外出時は常にマスクを着用している」。
◆ マスク着用理由で最も多いのは「新型コロナウイルスや風邪の感染が不安」。
 女性は約4人に1人が「素顔を見られたくない」(26.3%)、「メイクをするのが面倒」(26.6%)と回答。
◆ マスク着用率が最も高い都道府県は「広島県」。最も低いのは「奈良県」。
◆ マスク着用ルール緩和後の変化として、「外すことが増えた」は約2割にとどまる。約7割が「緩和前と変わらない」。
◆ マスク着用ルール緩和後、最も変化のあった都道府県は「沖縄県」。3割以上(32.0%)が「外すことが増えた」と回答。ルール緩和後の“脱マスク変化率”は広島県(11.0%)の約3倍。
【TOPIC2】最も新型コロナ感染拡大期と変わらず、手指消毒や手洗い・うがいなどの“感染対策”を実施している都道府県は「鳥取県」。
◆マスクを外すことによる感染リスクについて、7割以上が「高まると思う」と回答。
◆ 約9割が手指消毒や手洗い・うがいなどの感染対策の重要性を感じつつも、約5人に1人(20.9%)は新型コロナ感染拡大期(2020年)に比べ、感染対策の実施頻度が「少なくなった」と回答。
◆「鳥取県」は、全国で最も新型コロナ感染拡大期(2020年)と変わらず、またはそれ以上に手指消毒や手洗い・うがいなどの“感染対策”を実施しており、約9割がその実施頻度は「変わらない」「多くなった」と回答。
【TOPIC3】「マスク着用ルール緩和」の今こそ、適切なセルフケアを。
【解説】 内科医・正木初美先生  ~セルフケアの重要性と誰もができる健康管理方法~
◆ マスク着用ルールの緩和により、再び新型コロナ感染拡大の可能性も。
 「3密」でのマスク着用や、手指消毒や手洗い・うがいなどの感染対策は引き続き心がけて。
◆ 睡眠不足やストレス・疲れにより免疫力が下がっているときは要注意。
◆ 健康3原則「睡眠」「1日3回の食事」「適度な運動」を継続することが健康を保つためのカギ。 
 毎日続けることが難しい人は、自分のルールや仕組みを作ってみて。

内科医・正木初美先生