
肝斑は、点ではなく面で広がり、境界が比較的明確でないのが特徴です。
肝斑の原因として女性ホルモンが影響していることが考えられており、妊娠や出産で発症することもあります。

女性ホルモンが影響すると考えられている肝斑は、トラネキサム酸などによる治療をしても、また一定期間後再発することがあります。また紫外線によって影響をうけますので、紫外線予防が大切です。

美白ケアをしていても改善されないシミは、肝斑の場合があります。肝斑の場合は、トラネキサム酸などの内服薬が治療法として用いられます。

ほほ骨に沿って広がることが多いのが、肝斑の大きな特徴です。


左右対称にできるのは肝斑の大きな特徴ですが、紫外線も概して左右均等に浴びがちなので、紫外線が原因の日光黒子(老人性色素斑)も両ほほに出やすいシミです。左右対称でも、ほほ骨ではなくほほの中央〜下などにできた場合は、日光黒子も疑ってみてください。

左右対称にできやすい症状として、クマがありますが、クマは色素沈着や血行不良などが主な原因で、肝斑とは異なります。肝斑は、下まぶた直ぐ下にできるのではなく、ほほ骨に沿って発症するのが特徴。むしろ下まぶた直下は白く抜けたように見えることがあります。

黒点は、複数点在するものはソバカスのケースが多く、また「境界が明瞭な点」は、紫外線が原因の日光黒子か、単純な黒子(ほくろ)である可能性が高いです。
発症場所は肝斑と似ていますが、対称性真皮メラノサイトーシスの場合、「アザのように」と表現されることがあります。対称性真皮メラノサイトーシスの場合、皮膚科での治療をおすすめします。
※コメントは、近畿大学医学部附属病院皮膚科にてご協力いただいたアンケートや、
弊社に寄せられたご意見などを元に掲載させていただいております。
肝斑は妊娠や出産を契機に発症したり悪化することが多いようです。経口避妊薬をのんでいる時に発症する人もいます。悪化の原因で一番多いのは日光(紫外線)です。紫外線防御をしないで、テニスをしたり散歩を繰り返していると、肝斑が濃くなったり、広がってきます。
本文監修:近畿大学医学部附属病院 皮膚科教授 川田暁先生