歯の黄ばみ

歯の黄ばみの対策

3.歯が黄ばんだらどうする?

歯の黄ばみには、毎日の歯みがきがお手入れの基本となります。歯みがきでは落としきれない着色汚れは、歯科でクリーニングなどメンテナンスを受けましょう。定期的に受診することで、虫歯や歯周病の予防にもつながります。まずは正しい歯のみがき方や歯みがき粉の選び方を知り、効果的な対策を行いましょう。

  • 医療機関での受診をおすすめする場合と、セルフケアできる場合

    • 医療機関での受診をおすすめする場合

      歯科で専門の道具を使ったクリーニング(PMTC:Professional Mechanical Tooth Cleaning)を受けると、セルフケアで落としきれない着色汚れや、歯垢、歯石がきれいに取れます。虫歯や歯周病の予防にもなるので定期的に受けるのが理想的です。
      薬の副作用による黄ばみや神経を取ったあとの黒ずみなどには、薬剤を使ったホワイトニングや、白い被せ物などで歯を白くする審美治療などの方法があるので、歯科に相談するとよいでしょう。

      セルフケアできる場合

      日常の着色汚れは、歯みがき粉を利用し、毎日お手入れすることで落とすことができます。外出先等で歯みがきができない時は、口をゆすぐだけでも効果があります。

  • 正しい歯みがきの仕方を身につけよう

    • 硬い歯ブラシは歯や歯ぐきにダメージを与える場合があるので、「普通」か「やわらかめ」のものを選ぶと良いでしょう。奥の歯までよく届くよう、歯ブラシのヘッドは小さめのものを、グリップは握りやすい形状のものを選ぶようにします。毛先が広がった歯ブラシではきれいに磨けないので、1カ月を目安に交換しましょう。
      歯の表面は、歯ブラシを歯に対し直角に当て、1本ずつ小刻みに磨いていきます。歯の表面だけでなく、磨き残しの多い歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目、噛み合わせの溝の部分の汚れを落とすことを意識して磨くと、着色汚れだけでなく虫歯や歯周病の予防にも効果的です。歯の裏側や奥歯の奥側は歯ブラシのつま先部分を、奥歯の手前部分はかかと部分を使うなど、当てる毛先を使い分けて磨きましょう。

      正しい歯みがきの仕方を身につけよう

  • 歯みがき粉は目的によって選ぶ

    • 歯みがき粉を使用すると、歯ブラシだけでは落としきれない頑固な汚れを落としたり、歯ブラシの届きにくい部分の汚れを落とすことができます。歯みがき粉には、清掃剤や発泡剤などの基本成分だけで作られているものと、薬用成分を配合した「医薬部外品」があり、目的に応じて選ぶことが大切です。
      歯の黄ばみ対策として選ぶときは、薬用成分としてタバコのヤニを落とす効果のあるポリエチレングリコール(マクロゴール)やポリビニルピロリドン等を含む薬用歯みがき粉を選ぶと効果的です。フッ素を含んでいると歯の再石灰化が促進されるので、脱灰による歯のくすみ対策となり、歯の健康にも有効です。

      歯みがき粉に含まれる主な成分
      分類 成分 作用
      基本成分 清掃剤 リン酸三カルシウム(β-TCP) きめ細かい粒子で、歯を傷つけずに汚れを落とす
      湿潤剤 グリセリン 歯みがき粉に適度な湿り気と可塑性を与える
      ソルビトール など
      香味剤 サッカリンノトリウム 香味の調和をはかる。爽快感と香りをつけ、歯みがき粉を使いやすくする
      メントール
      ミント類 など
      薬効成分 殺菌成分 塩化セチルピリジニウム(CPC) 主に口腔内の細菌の増殖を抑え、歯垢形成を防ぎ、口臭を予防
      抗炎症成分 β-グリチルレチン酸 歯ぐきのはれを抑え、歯周病を予防
      ε-アミノカプロン酸 歯ぐきの炎症を促進させるプラスミンの増大を抑え、歯ぐきのはれ、出血を防ぐ
      トラネキサム酸
      洗浄成分 ゼオライト 唾液中のカルシウムを取り除き、歯石の沈着を防止
      ニオイ成分を吸着し、口臭を予防
      ポリエチレングリコール(マクロゴール400) タバコのヤニなどの色素沈着物を溶解、歯を白くする
      ポリビニルピロリドン
      歯質強化成分 フッ化ナトリウム(フッ素) 歯の再石灰化を促し、歯質を強化し、虫歯の原因菌に作用して酸の生成を抑制することで、虫歯を予防
      モノフルオロリン酸ナトリウム(フッ素)

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第一三共ヘルスケアの歯の黄ばみの対策ページです。歯の黄ばみの症状が出た時のセルフケア方法、薬の選び方や注意点など、歯の黄ばみの対策に関する情報を掲載しています。