生理日も笑顔で過ごすために 痛みのコラム 生理痛の経験頻度と年齢による辛さの変化 生理日も笑顔で過ごすために 痛みのコラム 生理痛の経験頻度と年齢による辛さの変化

その1

経験頻度

調査結果によると、毎月生理痛を経験する女性は87%と多く生理痛の経験頻度は年間11.2ヶ月です。
15〜49歳では毎月のように生理痛を経験しているということになります。
生理痛を経験している人のうち多くは、解熱鎮痛薬を服用したり、安静にしたり、身体を冷やさないように気をつけたりと対処しています。

その2

痛みの期間

生理痛を感じるのは、生理1日目が53%、2日目が48%、3日目が40%と開始日~3日間に集中しています。
辛いと感じるのも、生理1日目が37%、2日目が32%となっており、生理開始日に生理痛を特に辛いと感じる頻度も多いようです。
人によっては動けなくなるほどの症状を経験したり、一日中症状が続いたりすることもあります。様々な身体の痛みのうち生理痛が一番辛いと感じる方も半数以上存在し、生理痛が辛い時間が1.5日にわたって続くこともあります。

その3

生理痛の辛さは
ライフステージの変化に
影響を受ける可能性も

生理に伴う症状には、腹痛、憂鬱感、倦怠感やイライラ、眠気、下腹部や腰の痛みまたは重くなるように感じ、だるくて動けないなど多種多様です。そして、なんといってもほぼ毎月症状が起こることが、生理痛の辛さの特徴ではないでしょうか。
調査結果によると、年齢によって生理痛の辛さは変わらないと答えた方は全体の55%、ある年齢から辛さが増したと回答した人は37%いることがわかりました。また、20~30歳で辛さが増したと回答した人が15%程いる一方で、30~40歳で楽になったという回答も見られました。
生理痛の辛さに変動がみられるのは、妊娠出産や仕事など生活環境が大きく変化する年代であり、生活環境の変化が生理痛に少なからず影響を与えているのかも知れません。また、年齢が高くなると、生理痛をより辛く感じさせる子宮内膜症や子宮腺筋症などの病気が発症していることも原因のひとつと考えられます。

その4

まとめ

生理がある期間は付き合っていかないといけない生理痛。自身にあった鎮痛薬や漢方薬、生活習慣など、毎月の辛い症状を少しでも緩和して、楽にすごせる対処法を見つけるようにしましょう。

  • 生理痛に関する調査
  • 2021年6月 第一三共ヘルスケア調べ
  • 対象:生理痛やや気になる以上、かつ市販の鎮痛薬・処方薬いずれかを使用している女性1,015名

【監修】高尾 美穂/MIHO TAKAO

産婦人科専門医・医学博士・婦人科スポーツドクター
女性のための統合ヘルスクリニック イーク表参道 副院長
株式会社ドーム(アンダーアーマー)アドバイザーリードクター
文部科学省・国立スポーツ科学センター 女性アスリート育成・支援プロジェクトメンバー

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