スッキリ解決!胃もたれのギモン

胃もたれの対処法

Q2 胃もたれになったら
どうしたらいいの?

胃もたれの多くは時間とともに解消されていきますが、「それまで待てない」「少しでも早くスッキリしたい」と思うときには、
胃腸薬の助けを借りるという選択肢があります。胃腸薬には、「胃の働きを活発にするもの」「消化を助けるもの」
「胃酸による刺激から胃粘膜を守るもの」などいくつかのタイプがあるので、胃もたれの原因に合った薬を選ぶことが大切です。

市販の胃腸薬を服用する

胃もたれに効く薬ってどうやって選べばいいの?

ひと言で「胃もたれ」と言っても原因はさまざま。たとえば症状が起こるタイミングによっても原因が異なることがあり、選ぶ薬も異なります。食後に症状が出るときは胃の働きが弱っていることが考えられ、空腹時に症状が出るときは胃酸による刺激で胃の粘膜が荒れていることが考えられます。市販薬を選ぶときは「症状」と「症状がいつ起こるか」がポイントになります。

● 市販薬を選ぶときの「胃の症状」チェックポイント
こんな症状には
  • 胃もたれ
  • 食欲不振
  • 胃部・腹部
    膨満感

くすりの種類 : 「健胃剤」がおすすめ

ショウキョウやウイキョウ、
ケイヒなどの生薬成分が
胃の機能を活発にする。

こんな症状には
  • 食べ過ぎ
  • 消化不良
  • 胃もたれ

くすりの種類 : 「消化酵素剤」がおすすめ

でんぷんを分解する
タカヂアスターゼや
ビオヂアスターゼ、
脂肪を分解するリパーゼなどの
消化酵素が
消化吸収を促進する。

胃もたれにおすすめの胃腸薬の種類

食後に胃もたれの症状が起こるときは、消化を助けてくれる薬を選ぶといいでしょう。胃の働きを活発にし、胃液の分泌を促すオウバク、ショウキョウ、ウイキョウなどの生薬成分を含む「健胃剤」、胃液の消化機能を高めるタカヂアスターゼ、リパーゼなどの「消化酵素剤」、胃のぜん動運動をコントロールする「トリメブチンマレイン酸塩」などの「消化管運動調律剤」がおすすめです。

第一三共胃腸薬プラスは、食べ物の消化を促進する「リパーゼAP12」「タカヂアスターゼN1」という2つの消化酵素と、胃の働きを活発にする「オウバク末」「ケイヒ末」「ショウキョウ末」「チョウジ末」「ウイキョウ末」「l‐メントール」という6つの健胃成分、悪玉菌の増殖を抑え、腸の働きを整える「有胞子性乳酸菌(ラクボン原末)」などが、弱った胃に効き、腸を正常な状態に戻すのを助けてくれます。

加齢による胃もたれには

加齢による胃もたれは、胃の「食べたものを消化する働き」や「胃を守るための働き(防御機能)」が弱くなることで起こります。とくに防御機能の低下は、胃のぜん動運動の低下、胃酸や消化酵素の減少、胃の粘膜を保護している粘液の減少など、いくつかの要因が重なって起こることが多いもの。そのため、症状が軽いうちに、複合的に効果を発揮する総合胃腸薬を選ぶといいでしょう。

胸やけやむかつきをともなう胃もたれには

胃粘膜と胃酸の分泌のバランスがくずれたり、噴門(胃の入り口)から胃の内容物が食道に逆流して胃や食道が荒れたりすると、胃もたれだけでなく、胸やけやむかつきなどの症状が起こることもあります。このような胃もたれには、胃酸の分泌をコントロールするH2ブロッカーがおすすめです。

妊娠・授乳中にも胃腸薬を飲んでいい?

妊娠中や授乳中にも、飲むことができる胃腸薬はあります。ただし、胎児や、母乳に移行して乳児に頻脈を起こしたり、母乳の分泌を減らしたりするロートエキスなど、胃腸薬に含まれる成分には、一部、注意が必要なものもあります。妊娠中や授乳中に胃もたれの症状がみられたら、まずは主治医に相談してみましょう。その上で、市販薬を使用する際には、薬に含まれる成分を確認し、添付文書をよく読みましょう。

医療機関(病院)を受診する

以下のような症状は、医師の診断が必要なサイン。すぐに医療機関を受診し、専門医に相談しましょう。

・急激、あるいは極端に体重が減っている
・慢性的に胃もたれが続いている
・市販薬を服用しても、2週間以上症状が改善しない