おくすりシート リサイクルプログラム

INTERVIEW

インタビュー

2025年4月4日(金)

回収拠点インタビュー

matsukiyo LAB 井土ヶ谷駅前店~地域の笑顔が増える~

matsukiyo LAB 井土ヶ谷駅前店 薬局長 斎藤隆介さん matsukiyo LAB 井土ヶ谷駅前店 薬局長
斎藤隆介さん
(所属・役職は取材時点のもの)

「おくすりシート リサイクルプログラム」にご協力いただいている、matsukiyo LAB 井土ヶ谷駅前店の薬局長・斎藤隆介さんに、おくすりシートの回収状況についてお話をうかがいました。

matsukiyo LAB 井土ヶ谷駅前店について教えてください。

「当店は、OTC医薬品(市販薬)などを販売するドラッグストアと医療機関からの処方箋を取り扱う調剤薬局を併設した店舗になっています。元日以外は午前9時から21時半まで毎日営業しており、比較的遅い時間帯まで営業をしているため、夜遅くまでお仕事をされている方や週末にご都合がつかない方など、地域の皆さまに幅広くご利用いただいています。また、病院やクリニックの診療時間外や休診日でもお薬の相談対応を行っています。症状をお伺いしてOTC医薬品で対応できるようであれば、その方に合ったお薬を提供できるように心がけております。」

matsukiyo LAB 井土ヶ谷駅前店

「おくすりシート リサイクルプログラム」を始めた背景、経緯を教えてください。

「当社としてもこのプログラムに興味を持っていたことがきっかけです。サステナブル経営の実践に向け、『地球の健康を考える』ということを弊社のマテリアリティ(重要課題)の一つに掲げていますので、環境負荷を低減し、地球の健康を維持するこの取り組みに参画しようということになりました。
私たちの店舗も取り組みに参加すると聞いた当初は、どのくらいの量が集まるのか見当もつきませんでした。お客様がどれほど持ってきてくださるのかという懸念もありました。しかし、実際に始めてみると、予想を超える量がお客様のお力添えによって集まったので、参画してよかったなと思っています。」

回収BOX(おくすりシートくるりんBOX)の設置場所と、現在までの回収状況を教えてください。

「調剤カウンターの向かい、中央あたりに設置しています。リーフレットやポスターは入店された際に目につくところに掲示させていただいています。『これは何だろう?』と思われたお客様が、カウンターで処方箋を受け取り、振り返ったところに、回収BOXが視界に入ると、ご興味を持ちやすいと思っています。また、回収に協力してくださる方に『ありがとうございます』と必ず声をかけることを心がけています。

回収BOX(おくすりシートくるりんBOX)
リーフレット
ポスター

実際に取り組みを始めてみると、プログラムに興味を持ったお客様からご質問いただくこともあります。ご説明差し上げると、『じゃあ持ってこよう』という方や、定期的に当店にご来店くださるケースや、『何かのついでに立ち寄ることにしますね』とおっしゃってくださる方もいてありがたいです。印象的だったのは、小さなお子様がご両親に頼まれて一人でお持ちいただいたことですね。日常の業務の中で心温まるようなシーンが増えたと思います。

回収状況としては月に回収BOX5~6箱分のおくすりシートが集まっており、月に1回ほどのペースで店舗から発送しています。当初の予想に反してお客様がお持ちになるシートの量は多く、想像以上に集まっていることに調剤側もびっくりしています。このプログラムにポジティブな印象を持たれて協力してくださる方が多かったなという印象ですね。」

「おくすりシート リサイクルプログラム」に今後期待することはありますか?

「まず、プログラムに期待することとしては、回収拠点の拡大です。いま、横浜市内の一部の薬局やドラッグストアなどに回収BOXが設置されていますが、私たちのような調剤薬局だけでなく、多くの回収拠点が全国に増えることを期待しています。私たちの店舗だけでもこれだけの量が集まっているので、さらに拡がっていくことで、相当量の規模になるのではないかと思っています。

また、地域の薬局ドラッグストアだけではなく、病院などの連携もより強化いただいて、より多くの方がプログラムに参加できるようになるということを期待しています。患者様やお客様から『いい取り組みをしているね』と声をかけていただいたり、お子様がおつかいで来てくださったり、そういった姿を見ているだけでも実施して良かったなと実感する出来事がかなり増えている印象があります。より地域密着につながってくると思うので、他の医療機関・ドラッグストアなどでも展開が広まれば嬉しいなと思います。」

matsukiyo LAB 井土ヶ谷駅前店 薬局長 斎藤隆介さん

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