おくすりシート リサイクルプログラム

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2023年3月6日(月)

回収拠点インタビュー

横浜市立みなと
赤十字病院~患者さんや職員の関心の高さを実感~

横浜市立みなと赤十字病院~患者さんや職員の関心の高さを実感~

「おくすりシート リサイクルプログラム」にご協力いただいている、横浜市立みなと赤十字病院の事務部施設課の高野雄太さん、山梨祥明さんに、おくすりシートの回収状況についてお話をうかがいました。

高野雄太さん

高野雄太さん

山梨祥明さん

山梨祥明さん

横浜市立みなと赤十字病院について
教えてください。

『当院は急性期病院として、地域の救急医療に力を入れています。横浜市内では最も多くの救急車を受け入れており、厚生労働省が毎年おこなっている救命救急センター充実段階評価の調査では、常に高い評価をいただいています。神奈川県が指定する災害拠点病院でもあり、いつ、いかなるときでも市民の皆さまの健康を支え続ける病院を目指して活動しています。』

横浜市立みなと赤十字病院

当プログラムの導入経緯や進捗の状況をお聞かせください。

『初めてこのプログラムの話を伺った時は、おくすりシートをリサイクルするという発想に驚きましたが、日本で初めて*1の活動ということでぜひ協力したいと思い病院内に「おくすりシートくるりんBOX(以下「BOX」)」を設置しました。設置場所は、(1)ゴミ箱と誤解されにくい場所、(2)通行の邪魔にならない場所、(3)人目につきやすい場所、という条件のもと、往来の多い正面玄関付近の休憩スペースに決定しました。

おくすりシートくるりんBOX

回収の対象となるのは、委託業者を含む職員約1,600名と、外来の患者さん1日あたり約1,000名が、個人で持参してくださったおくすりシートです。プログラムの紹介やBOXの設置場所については、職員には電子カルテの掲示板機能で、患者さんには掲示板やホームページで周知しました。

設置から2カ月弱で約2kgを回収すると、その量は徐々に増えていき、3カ月で合計8kgのおくすりシートを回収した際には、結果を貼り出して皆さまにお知らせしました。時が経つにつれて「BOXがいっぱいになりそうだよ」という声や、「集めてBOXに入れているよ」という声も聞こえてくるようになり、患者さんや職員の関心の高さを実感しています。

おくすりシートくるりんBOX

回収量が増え続けている状況を踏まえ、今後はBOXの設置個数を増やすなど、回収作業をさらに円滑にできるよう検討していきます。職員からの協力をより多く得るために、職員が利用する更衣室前にBOXを追加設置することも考えています。』

当プログラムに期待することをお聞かせください。

『設置後の反応を見ても、「おくすりシート リサイクルプログラム」はとても有意義な活動だと実感しています。今後は横浜市から日本全国へと広がり、ペットボトルのように多くの方が当たり前におくすりシートをリサイクルする世の中になることを願っています。』

  • *1 生活者参加型のリサイクルプログラムとして。
    (テラサイクルジャパン合同会社調べ・2022年10月20日時点)

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