口内炎

口内炎の対策

3.口内炎になったらどうする?

口内炎の原因は免疫力の低下や細菌の繁殖など、さまざまです。症状が軽い場合は生活習慣の改善に加え、ビタミン剤やOTC医薬品を活用して、様子をみることも可能です。長期間治らないときや口全体に広がるほどの口内炎は、医療機関での治療が望ましいでしょう。

  • 医療機関での受診をおすすめする場合と、セルフケアできる場合

    • 医療機関での受診をおすすめする場合

      下記の症状がある場合は、感染症やほかの病気の一症状である可能性があるので、歯科・口腔外科・耳鼻咽喉科を受診しましょう。

      • 症状が口の中全体もしくは唇や口周辺へも広がっている場合
      • 発熱や全身倦怠感を伴う場合
      • 症状が10日以上続く場合
      セルフケアできる場合

      ほかに持病がなく、口内炎が1カ所に限定してできている場合は、セルフケアで様子をみましょう。自然に治るのを待つ人も多いようですが、生活環境の改善を行い、ビタミン剤(特にビタミンB2)を活用して栄養バランスを整えるほか、つらい症状には内服薬・塗り薬・貼り薬・うがい薬などのOTC医薬品を活用しましょう。

  • 口内炎を抑える抗炎症成分とビタミンB

    • 口内炎を抑えるOTC医薬品の中でも代表的な成分が「トラネキサム酸」「アズレンスルホン酸Na」です。どちらも抗炎症成分ですが、はたらくしくみが異なります。
      あわせて、粘膜を保護する作用のあるビタミンB群を食事やビタミン剤で補給することで、症状を軽くします。

      口内炎を抑える抗炎症成分とビタミンB

  • くすりの選び方と注意点

    • 口内炎に使用されるくすりには、殺菌成分・消毒成分・抗炎症成分などが含まれており、内服薬・スプレー薬・塗り薬・貼り薬・うがい薬などがあります。上手に活用してつらい口内炎を早くなおしましょう。

      くすりの種類 主な成分 作用、特徴
      抗炎症成分 トラネキサム酸 口腔内の炎症(のどの痛み・腫れ・口内炎など)を鎮める。リゾチーム塩酸塩は鶏卵によるアレルギーを起こしたことがある方は禁忌。
      アズレンスルホン酸Na
      リゾチーム塩酸塩
      グリチルリチン酸二K
      グリチルレチン酸
      副腎皮質ホルモン トリアムシノロンアセトニド 主な作用として糖質コルチコイド作用を有する持続性のトリアムシノロン誘導体。ステロイドの抗炎症作用により口内炎にアプローチ。
      ※妊娠中は医師と相談すること
      殺菌消毒成分 アクリノール うがい薬やトローチに配合することにより、口腔内に侵入した細菌などに殺菌消毒作用を示し、増殖を抑制したりする。
      ※使用後まもなくじんましん・むくみ・呼吸困難感などが現れたら、使用を中止し直ちに医師に相談しましょう。甲状腺機能に異常がある人も医師の確認が必要です。
      セチルピリジニウム塩化物
      クロルヘキシジン塩酸塩
      ヨウ化K
      ヨウ素
      ビタミン剤 ビタミンB2 皮膚や粘膜の健康を維持するはたらき。欠乏すると口内炎や皮膚炎を起こす。
      ビタミンB6 免疫機能の維持にかかわり、皮膚や粘膜を正常に保つ。
      ビタミンC コラーゲンの合成により毛細血管や皮膚を正常に保つ。
      生薬成分 シコンエキス 消炎作用のほか、真皮や粘膜を修復する作用があるとされる。
      キキョウエキス 抗炎症作用を有する。
      ヒノキチオール 殺菌作用を有する。

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第一三共ヘルスケアの口内炎の対策ページです。口内炎の症状が出た時のセルフケア方法、薬の選び方や注意点など、口内炎の対策に関する情報を掲載しています。