痛みがある方も、ない方も、生理痛と正しく向き合える社会をめざして フリーアナウンサー吉田明世さん、NON STYLE石田明さんのメッセージを公開

「みんなの生理痛プロジェクト」は2023年4月7日(金)、スパイラルホール(東京・港区)でメディア向け説明会を開催しました。本ページでは、ご登壇いただいたフリーアナウンサー 吉田明世さん、NON STYLE石田明さんからのメッセージをご紹介します。

フリーアナウンサー吉田 明世さん
「毎月のようにやってくる痛みを『当たり前』のように思わないで欲しい」

「みんなの生理痛プロジェクト」のメッセージ『生理痛を甘くみないでほしい』は、過去の自分に言えるなら言ってあげたい言葉だと思いました。10~20代の頃は生理痛がひどく、職場の保健室で寝込んだこともありました。痛みを感じる一方で、生理痛はみんなしんどいものだと思い、婦人科に行くという選択肢を考えませんでした。生理については学校でも習っていたはずなのに、自分と紐づけて考えることがなかったのだと思います。改めて、生理や生理痛のしくみを知ることが大切だなと思いました。

私は日頃、パートナーに対して、生理痛が辛い時には伝えるようにしています。事前に伝えておくことで、お互いへの思いやりを持つことにも繋がるなと思っています。生理は毎月のことなのでつい我慢しがちですが、痛みがあることを「当たり前」と思わず、悩んでいる方がいらっしゃったら適切な対処をしていただきたいです。

NON STYLE石田 明さん
「経験することができない分、男性も正しい情報を知ることが大切」

生理・生理痛について、男性は普段の生活では分からないことが多いと思います。僕自身、結婚した当初は奥さんと生理について話すことはありませんでしたが、5年前くらいから話をするようになってきました。5年ぐらい経つと、相手の機嫌や肌の調子などで体調が分かってきますが、男性側からは見えないことだらけですよね。うちは娘が三姉妹なので、この先、娘たちの変化に、いち早く気づいてあげたいなって思います。そのためには、自分が経験することが出来ない分、正しい情報を積極的に知っていきたい。プロジェクトサイトに掲載されている「生理・生理痛のメカニズム」や「婦人科受診フロー」は男性でも分かりやすいと思うので、ぜひチェックしてほしいです。

登壇者 プロフィール

  • 吉田 明世

    元TBSアナウンサー。2児の母であり、絵本専門士と保育士の資格を持つ。2019年にフリーアナウンサーとなり、現在はテレビ・ラジオ・イベント・モデルなど、多彩に活躍。2022年12月21日に初めての絵本「はやくちよこれいと」を出版。

  • 石田 明

    1980年2月20日、大阪府生まれ。2000年、高校時代の同級生だった井上裕介とNON STYLEを結成。2008年にM-1グランプリ優勝。バラエティ番組などで活躍する一方、ドラマ出演や脚本等マルチに活動。私生活では3人の子供を育てるお父さんとしてパパ・ママの支持を集めており、2019年には「第9回イクメンオブザイヤー2019」を受賞。また、自身のYoutubeチャンネル「あきらお兄さんのぱいーんチャンネル」では、あきらお兄さんとして親子で楽しめるコンテンツの配信も行っている。

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