2022年11月21日
ブルーライトによる皮膚の光老化促進とトラネキサム酸による抑制作用を確認
第5回日本フォトダーマトロジー学会学術大会(2022年11月18日)にて発表
第5回日本フォトダーマトロジー学会学術大会(2022年11月18日)にて発表
第一三共ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区、社長:吉田勝彦、以下「当社」)は、ブルーライト照射による肌の光老化促進と、それに対するトラネキサム酸の抑制作用について、本年11月18日(金)に開催された第5回日本フォトダーマトロジー学会学術大会にて発表しました。
当社は、近年、目に及ぼす影響が注目されているブルーライトにより、肌の表皮角化細胞から免疫細胞の一種である好中球を誘導する炎症性因子(IL-8)が産生されることを見出し、さらに、ブルーライトは炎症反応を引き起こし好中球の細胞死(ネトーシス)を誘発することを発見しました。また、ブルーライトが、シミの原因となるメラニン産生促進因子(α-MSH)の増加と、肌に弾力や潤いを与えるコラーゲン量の低下を引き起こすことを発見し、肌の光老化促進の一因となることを明らかにしました。
さらに、これらブルーライトによる光老化促進の一因である、「炎症性因子(IL-8)の産生」「細胞死(ネトーシス)」「メラニン産生促進因子(α-MSH)の増加」「コラーゲン量の低下」をトラネキサム酸が抑制することを見出しました。

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