2023年8月22日
第一三共ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区、社長:吉田勝彦、以下「当社」)は、本日、「ロキソニン総合かぜ薬」(OTC医薬品:要指導医薬品、以下「本製品」)の製造販売承認を厚生労働省より取得しましたのでお知らせします。
このたびの製造販売承認取得は、「ロキソプロフェンナトリウム水和物」を配合したかぜ薬として国内初*1となります。
「ロキソプロフェンナトリウム水和物」は、第一三共株式会社が創製した非ステロイド性鎮痛・抗炎症・解熱成分です。胃への負担が少ないプロドラッグ*2製剤であり、速やかに優れた効果を発揮する特長を有しており、解熱鎮痛薬「ロキソニン内服薬シリーズ」にも配合されています。
本製品の製造販売承認取得により、解熱鎮痛薬や外用鎮痛消炎薬をラインアップしているロキソニンブランドに、新たにかぜ薬が加わります。
本製品は、ブランド共通の成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」に加え、4種*3の有効成分をバランスよく配合することにより、のどの痛みや発熱に加え、せき、たん、鼻水・鼻づまりなど、早く対処したいつらいかぜの11症状すべてに優れた効果を発揮します。
「ロキソニン総合かぜ薬」の発売日及び製品仕様等につきましては、あらためてお知らせします。
当社は、有効性と安全性を追求した製品の開発を通じて生活者に新たな選択肢を提供し、自分の健康を守り対処するセルフケアの推進に貢献してまいります。
*1 OTC医薬品として。 *2 プロドラッグは体内に吸収されてから活性体に変換され、効果を発揮することから、胃内通過時に起こる直接刺激による胃粘膜への負担を抑えられる特長があります。 *3 ジヒドロコデインリン酸塩、dl-メチルエフェドリン塩酸塩、ブロムヘキシン塩酸塩、クレマスチンフマル酸塩