2021年8月4日
「ロキソニン®Sクイック」を新発売
発売日:2021年8月24日(火)
第一三共ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区、社長:吉田勝彦)は、解熱鎮痛薬のロキソニン®S内服薬シリーズから、速さを追求した「ロキソニン®Sクイック」(OTC医薬品:第1類医薬品)を本年8月24日(火)に発売します。

ロキソニン®S内服薬シリーズに含有されている「ロキソプロフェンナトリウム水和物」は、第一三共株式会社が創製した非ステロイド性鎮痛・抗炎症・解熱成分です。1986年に医療用医薬品「ロキソニン®錠・細粒」として発売され、その優れた有効性と安全性により、広く使用されています。
ロキソニン®S内服薬シリーズは、スイッチOTC医薬品*1として2011年に発売され、今年で10周年を迎えました。シリーズ販売累計は1億個*2を突破し、多くの生活者にご支持をいただいています。
このたび発売する「ロキソニン®Sクイック」は、服用後、錠剤内部に水が速やかに浸透する独自の製剤技術「クイックブレイク®製法」を新たに採用することで、シリーズ内最短の錠剤崩壊時間を実現しました。また、元来、胃への負担が少ないプロドラッグ*3であるロキソプロフェンナトリウム水和物の特長に加え、制酸作用と胃粘膜保護作用のあるメタケイ酸アルミン酸マグネシウムを配合することで、胃への負担をさらに軽減しています。
当社が実施した調査*4によると、解熱鎮痛薬に求めることとして、「効き目」(78.9%)に次ぎ、「速効性」(78.8%)が重視されています。
当社は、さらなる速効性を追求した「ロキソニン®Sクイック」を追加し、痛みの対処における生活者の満足度を追求することで、QOL(生活の質)向上に貢献してまいります。
*1 スイッチOTC医薬品とは、医師により処方される医療用医薬品の成分を、処方箋を必要としない、薬局やドラッグストアで購入できるOTC医薬品に転用したものを指す名称です。
*2 インテージSDI 2011年1月~2021年2月販売個数
*3 プロドラッグは体内に吸収されてから活性体に変換され、効果を発揮することから、胃内通過時に起こる直接刺激による胃粘膜への負担を抑えられる特長があります。
*4 2021年1月 n=3,783(市販解熱鎮痛薬ユーザー)
※詳細はPDFをご覧ください