研究
世界中の人々の驚きや感動を生み出し、何年も何十年も愛用される製品をつくりたい
生命機能研究科修了
2014年4月入社

※インタビュー内容は取材当時のものとなります。

CHAPTER 01

OTC医薬品、オーラルケア・スキンケア製品など、幅広い分野での生物評価に携わる

研究開発部は文字通り新しいOTC医薬品やスキンケア製品などの研究開発を行う部署です。私はその中の研究部門(研究センター)において、生物学的な技術を用いて、薬物などの効き目・安全性や体内動態などを評価し、OTC医薬品の申請用データの取得や新製品に活用できそうなアイデアを検討しています。
「製品にいかに付加価値を与えられるか」「研究成果を活用し、これまでにない新しい製品をどう作るか」をミッションとして、さまざまな剤型や領域の生物評価に取り組んでいます。

CHAPTER 02

社内外さまざまな関係者と連携してx最適な試験をデザインする

これまでに軟膏やクリーム剤といった半固形製剤研究を経て、現在の生物評価を担当しています。新人時代には口内炎軟膏の製剤を200通り以上試作し、使い心地や安定性を評価しました。使い心地の良い製剤を追究するため、実験室ではいつも先輩と意見を言い合っていましたね。生物評価の担当になってからは新製品の申請、特許や販促資料に必要な薬理・安全性データを取得する研究をしています。そのデータを取得するために、研究開発部内はもちろん、信頼性保証部、商品戦略部そして社外の試験委託先などさまざまな関係者と議論し、最適な試験をデザインしていきます。医薬品の申請用の試験は統計学的な見解等も踏まえて緻密な計画を立てるのですが、期待通りの結果が得られた際は非常に嬉しいですし、安心もします。また、5年後、10年後の製品活用を目指し、アカデミアとの共同研究も複数進めています。その分野のトップクラスの先生方と連携し、最先端の研究に携わるのは、一研究者として非常に刺激的な日々ですよ。研究成果として論文や学会発表等に自分の名前が載ることはやはり嬉しく、次の仕事へのモチベーションになります。もちろんその結果を付加価値として、いかに製品に活用するかを提案することも大事な仕事です。

CHAPTER 03

生活者の目線を忘れない

製剤研究の経験を活かして、製剤設計と生物評価を融合したような研究に取り組んでいきたいと考えています。例えば口内炎の治療薬について「痛みを抑制する製剤の物性」と「治癒に効果的な成分」を生物評価の技術を駆使して明らかにしていきたいです。ここで消費財メーカーの研究者として忘れてはならないのが“生活者目線で考える”ということだと思います。
みなさんがドラッグストアで「これ、すごくいいな。これからもずっと使いたいな」と思える製品はどのような製品でしょうか。「思ったよりすごく効き目がある!」「使い心地がとても好き!」「すごく好きな香り!」というように、素晴らしい製品には少なからず使用後に“驚き”や“感動”があるのではないでしょうか。そのような製品は決して研究者の独りよがりな目線では開発できないと考えています。生活者の声に耳を傾け、生活者の目線で研究開発したものを世に送り出す。そしてより多くの人に使っていただく。それが世界中の人々の驚きや感動を生み出し、何年も何十年も愛用される製品となる。そんな製品をつくりたい。それが私の目標です。