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挑戦と努力が未来を拓く
自分らしいキャリアを
実現できる環境がここに。 -
入社前に抱いていた想いや、入社後、仕事のなかで高まっていった想い。
これらを実現するために、第一三共ヘルスケアではどのように挑戦してキャリアを築いていけるのか。
2019年度入社の社員5名が集まり、それぞれの歩みと今後のビジョンを語りました。
※インタビュー内容は取材当時のものとなります。
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- 森
- マーケティング
- 2019年 新卒で入社
OTC-MR 東京エリアに配属 東京都を中心とした地域量販企業の本部を担当
2021年 東海エリアに異動 愛知県を中心とした地域量販企業の本部を担当
2023年 ブランドマネジャー(医薬品ブランド担当)として異動
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- 梶原
- DX
- 2019年 新卒で入社
OTC-MR 東海エリアに配属 愛知県を中心とした地域量販企業の本部を担当
2022年 四国エリアに異動 四国エリアを中心とした地域量販企業の本部を担当
2025年 DX担当(社内システム構築など)として異動
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- 嶋岡
- 開発
- 2019年 新卒で入社
医薬品・機能性食品ブランドの開発部所に配属
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- 高梨
- 研究
- 2019年 新卒で入社
スキンケアブランドの製剤研究部所に配属
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- 河上
- 採用
- 2019年 新卒で入社
OTC-MR 東京エリアに配属 全国量販企業のエリア担当に
2021年 OTC-MR 同エリア全国量販企業の事業会社を担当
2022年 採用担当として異動
- 01
- 志望動機と現在までのキャリア
それぞれの想いを胸に入社。
それを具現化するためのキャリアを歩む

- 河上
同期でキャリアについて深く話す機会は多くないので、今日の座談会を楽しみにしていました。まず、皆さんが当社を志望した際、どのような想いを抱いていたか、また、入社から現在までの経歴を教えてください。

- 森
子どもの頃は身体が弱く、病院に通うことが多かったのですが、次第にセルフケアをするようになり、そのなかでOTC医薬品の効果と利便性の高さを実感しました。総合かぜ薬や解熱鎮痛薬など幅広いカテゴリーを持つ当社で、私自身が感じたOTC医薬品の魅力を多くの人に伝えたいという想いから志望しました。入社後はOTC-MRとして地域量販企業を担当し、本部商談から店舗訪問を一貫して担当。東京エリアと東海エリアでそれぞれ2年間従事した後、現在はブランドマネジャーとして、マキロンやプロペトなど複数の医薬品ブランドを担当しています。


- 梶原
幅広い症状に対応する多彩な製品ラインアップを通じて、生活者のあらゆる悩みに寄り添う当社の姿勢に共感し、「自分もその一員となり、より多くの人の健康や安心に貢献したい」という想いで入社しました。入社後約6年間は、OTC-MRとして東海エリアと四国エリアで地域量販企業の本部を担当。その後、キャリアチャレンジ制度※という社内公募に挑戦し、現部所に異動しました。現在はDX担当として、社内システムの構築やインフラ整備を担っています。

- 嶋岡
学生時代の研究から「健康であり続けること」の大切さを実感し、「自分が開発した製品で、一人でも多くの生活者のQOL向上や健康寿命の延伸に貢献したい」と思ったことが志望動機です。これまでにない切り口から生活者の健康寿命延伸にアプローチできるのではという想いから、入社後は新規領域の探索と開発に挑戦したいと考えていました。入社以来、一貫して製品開発に携わり、ルルやペラック、リゲインなどを経て、現在はロキソニンSやカロナール、トラフルなどのブランドを担当しています。

- 高梨
就職活動では、「研究職に就き、自分の研究成果を活かした新製品を世の中に届けたい」という強い想いを持っていました。当社を志望したのは、OTC医薬品や化粧品など、自分自身が日々利用する身近な製品に携われるからです。入社以来、スキンケア製剤研究に取り組んでいます。新たな技術や処方を開発する探索研究と、発売が決まっている製品の品質管理を行う開発品業務の双方を経験し、現在は開発品業務を中心に行っています。
※不定期で実施される社内公募制度

- 02
- キャリア転機と専門性の深化
思い描く未来に向けて、
新たな職種への挑戦や専門性の追求へ

- 河上
皆さん、さまざまなキャリアを歩んでいますね。私はOTC-MRから採用担当にキャリアチェンジしましたが、OTC-MR時代に新卒採用イベントへ先輩社員として参加し、学生と接した経験で適性が認められ、現部所に異動となったのではと感じています。森さんと梶原さんは、どんなきっかけで新たな職種に挑戦することになったのですか?

- 森
入社後の研修で聞いたブランドマネジャーの話に感銘を受け、「OTC医薬品の良さを多くの人に伝えたい」という自分の想いを実現できる仕事として意識するようになりました。OTC-MRとして配属された際、上司にその気持ちを伝えたところ、「お客様が製品を手に取る現場を知ることが大切だ」とアドバイスを受けました。それを踏まえ、店頭の動きを観察しながら、より多くの方に製品の魅力を理解し手に取っていただけるよう、広告プロモーションと店頭を連動させるなど、さまざまなアクションを起こしました。今振り返ると、そうした取り組みが会社に評価され、現部所への異動につながったのではと思います。


- 梶原
私はOTC-MR時代、得意先の販売データから売上動向などを自分なりに分析し、その結果を基に提案活動を行っていました。やがて、数字の裏にある傾向や課題を読み解くことに面白さを感じるようになり、「もっと広い視野で、より大きな規模のデータに向き合ってみたい」という想いが芽生えました。そんななか、キャリアチャレンジ制度で、DXグループが人材募集をしていることを知りました。DXを推進する部所であれば、デジタル技術を活用した高度な分析に携われるのではと考え、公募にチャレンジしました。

- 河上
抱いていた「想い」を叶えるべく行動したことがキャリアチェンジにつながったのですね。一方で、嶋岡さんと高梨さんは同じ職種のなかでさまざまな業務を担当されていますが、その経験は専門性やスキルの深化にどのように役立っていると感じますか?

- 嶋岡
開発の仕事は、製品の企画から発売まで幅広く関わり、業務内容も多岐にわたります。製品開発を進めるなかで課題が発生することも多々ありますが、その都度、社内外の関係者と連携しながら解決を図ってきました。こうした経験を重ねることで、一連の開発業務をスムーズに進めるために、あらかじめ必要な対応を行ったり、リスクを事前に察知して手を打ったりすることができるようになったと感じています。

- 高梨
年次の若いうちに探索研究に携わる時間を多く設けてもらったことが、スキルの深化に役立っていると感じています。文献で理論を学び、一からのモノづくりで試行錯誤を重ねた経験により、化粧品ならではの処方の組み方や成分の配合法などを理解できました。スキンケア製品は社内でも品目が多く、医薬品に比べ開発スパンも短いため、目の前の対応で精一杯になることもありました。そうしたなかでも、有効性や安全性、法的基準などを満たした製品を創出するために、探索研究で得たノウハウが活きています。

- 03
- 得た学びや成長
自分の道を歩み続け、獲得したものは

- 河上
森さんと梶原さんは、キャリアチェンジによってどのようなスキルや視点を得ることができたと感じますか?

- 森
俯瞰する視点と、相手を信頼して協働する姿勢です。ブランドマネジャーは、製品の開発方針の検討から世の中に出た後の販売方針までを一貫して担当します。例えばパッケージデザインの方針決定ひとつをとっても、市場調査担当や薬事担当、デザイナーなど社内外のさまざまな人の協力が不可欠です。工程全体を見渡しながら多くの人と協働するなかで、伝えたいことを明解に伝えつつ、専門性が求められる部分は高い知見を持つ各担当者に託す姿勢が身についたと感じています。

- 梶原
ITスキルはもちろんですが、私も俯瞰視点が磨かれてきていると感じています。DXの推進において、会社としてどのようにシステムの導入を進めるべきか、部門間のシステム連携をどのように行うかなどを考える際には、全体最適の視点が欠かせません。現部所に配属されて半年ほどで、勉強中ではありますが、上司や先輩のアドバイスを受けながら、俯瞰視点の体得を目指しています。

- 河上
嶋岡さんと高梨さんは、部所のなかで担う役割や、組織構成や上司の変化を通じて、どのようなスキルや視点を得たと感じていますか?

- 嶋岡
所属していた部所の組織変更により、マーケティングやセールスプランニング担当とこれまで以上に密に協働することになりました。これにより、開発業務に向き合う際の考え方にも変化を感じています。以前はより良い製品を開発し、その良さを生活者に理解してもらいたいという強い想いがありましたが、品質第一はそのままに、安定して生産できるか、より効率良く製造するにはどうすれば良いかという点にも目配りするようになりました。


- 高梨
これまで5人の上司の指導を受けてきましたが、研究職や開発職、化粧品業界出身など、バックグラウンドはさまざまでした。業務の進め方や報告のスタイル、意思決定のスピードなどがそれぞれ異なるなかで、相手の考えを読み取り行動し、自分の考えを適切に伝える力が鍛えられたと思います。フィードバックの切り口も多様で、多角的な視点を育むことができました。それが、自分の仕事の検証と精度向上を図る際に役立っていると感じています。

- 04
- これからのキャリアビジョン
未来を見つめて。今考える、次の挑戦

- 河上
これからのキャリアについて、どんなビジョンを描いていますか?今後挑戦してみたいことも教えてください。

- 森
現在はブランドマネジャーとして、製品やブランドの魅力を多くの生活者に届ける活動をしています。一方で、当社は「おくすりシート リサイクルプログラム」をはじめ、サステナビリティ活動など社会貢献の取り組みも積極的に行っています。こうした会社としての魅力を、OTC医薬品に関心のある方だけでなく、より幅広い層に届けたいと思っています。そのため今後は、会社の魅力を生活者に発信する役割を担う部所にも挑戦したいと考えています。

- 梶原
DXグループでは現在、全社的なDX推進の一環として、インフラ整備や社員のリテラシー向上に取り組んでいます。当面の目標は、グループの一員としてこうした取り組みに貢献すること。そのため、システム全般を体系的に学び、資格取得にも励んでいます。そして将来は、高度なデータ分析を通じて、より本質的なビジネス改革や意思決定を後押しできる人材へと成長していきたいです。

- 嶋岡
これまで約7年間、製品開発に携わり、ある程度のスキルを習得することができました。一方で、業務を通じてさまざまな視点を持つ大切さも実感しています。そのため今後は、事業全体を俯瞰できる部所での業務に挑戦し、より多角的な視点と広い視野を養いたいと考えています。そしてその後、改めて開発業務に携わりたいと思っています。そうすることで、これまで以上に付加価値の高い製品の開発に貢献できるのではと感じています。

- 高梨
現在の職務でまだ多くのことを学んでいるため、当面は研究職を続けたいと考えています。まずはスキンケア製剤研究担当として専門性を高めることが目標です。そしていずれは自分の研究テーマにおける成果を基盤に、新しいスキンケアブランドを立ち上げたいと思っています。関心のあるテーマを追究し、その成果を製品に反映できたらうれしいですね。







