タカヂアスターゼ
1899年に「タカヂアスターゼ」として国内発売
高峰譲吉が発見した「タカヂアスターゼ」
1887年、三共の初代社長であり科学者でもあった高峰譲吉は、麹菌の持つ酵素「ジアスターゼ」が人の胃でも働き、でんぷんの消化を助ける可能性に気付きました。
このひらめきが、「タカヂアスターゼ」の発明へとつながります。
当時のパーク・デイヴィス社(現ファイザー)が、この薬の製品化に名乗りを上げ、1895年に胃腸薬「タカヂアスターゼ」としてアメリカで発売されると、瞬くまに世界中に広まりました。
1899年には日本で初めて輸入品の小分けとして「タカヂアスターゼ」が発売され、1914年には国産化が実現しました。
さまざまな胃の不調を解決するため誕生した「三共胃腸薬」
1950年代、日本は「飽食の時代」を迎え、食べ過ぎによる胃腸の不調を訴える人々が急増しました。
これまで胃腸薬といえば「タカヂアスターゼ」でしたが、消化を助けることはできても、その他の胃の不調には別の薬によって対処をしなければなりません。
このような状況から1957年に「三共胃腸薬」を発売しました。この胃腸薬は「タカヂアスターゼ」をはじめ、制酸剤や生薬などの有効成分を配合することで、食欲不振や胃痛、胸やけ、消化不良といった症状に一つの薬で対処できる利便性を実現しました。