賢者の仕事、賢者の健康

Vol.9毎日の繰り返しの中に、とても大事な気づきがある
谷原章介氏 インタビュー(前編)

今回の賢者

PROFILE
俳優、司会者谷原章介

1972年生まれ、神奈川県出身。雑誌『メンズノンノ』の専属モデルを経て、1995年、映画『花より男子』(道明寺司役)で俳優デビュー。ドラマや映画などで様々な役を演じている。また、CM・バラエティー番組などにも多数出演し、上品な物腰のキャラクターを生かし情報番組や音楽番組の司会者としても活躍中。
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各界の一線で活躍するキーパーソンが、「仕事と健康」について語るインタビュー連載「賢者の仕事、賢者の健康」。今回のゲストは俳優の谷原章介さんです。8月に新発売された「ロキソニンS外用薬シリーズ(第一三共ヘルスケア)」のイメージキャラクターも務める谷原さん。年齢・性別問わず幅広い層から支持される俳優が考える「仕事と健康」とは? CM撮影後にお話をうかがいました。
(聞き手:河尻亨一)

ロキソニンSのCMはライブっぽい撮影が楽しくて

− 「ロキソニンSシリーズ」のCM撮影、後ろのほうで見学させていただいてました。CMでは先生役をされてましたが、ここからは賢者の役になっていただいて、もう少しおつきあいいただけましたら。まずは撮影が終わったばかりのCMのお話から。いかがでしたか? 先生役は。

谷原(章介氏 ※以下、谷原)今回のCMプランは面白い世界観や空気があるもので、絵コンテもカワイイんですね。撮る前は「実際どうなるんだろう?」と思っていたのですが、ライブっぽい撮影で楽しかったです。

教壇に立っている僕と向こうにいる池田鉄洋さんを2台のカメラで同時に撮っていくんですけど、イケテツさん(池田氏)と言えば芝居巧者な方じゃないですか? 彼の空気感みたいなものを感じながら、「うーん、攻めようかな? 引こうかな?」というのをずっと探り続けている感じで、それがとっても面白くて。監督がそんなにテイクを重ねないんですよ。ずっとカメラ回しっぱなしで、アドリブも入れての生っぽいリアクションも捉えようとされてましたから、どこまでも二人の探り合いが続きまして(笑)。

− 私がスタジオに入ったときは、ちょうどCM終盤のシーン、ロキソニンSを肩に貼って脱力するところを撮影されてたんですけど、谷原さんはそこでも「探ってる」という印象を受けました。商品が肩・腰・関節のつらい痛みに効いている感じを表現するために、テイクごとに表情をほんのわずか微妙に変えながら、ベストなところを探されていると感じたのですが。

谷原そこを見ていただけたのはすごくうれしいです。このCMの場合、世界観としてはイケテツさんと僕とのあいだで行われるちょっと現実ではない面白い世界であるとはいえ、その世界観をふまえながらも、ロキソニンSテープが効いていて「あ〜、気持ちいい」ってなる部分は絶対外しちゃいけないわけですよね。そこは現実の話ですから。

ということは、それまでの流れをそのまま積み上げて型にはめるように演じたり、ヘンに表情を作ったりするとダメで、たぶん僕はあの時、いろんな気持ちよさをイメージしながら、一番この商品にふさわしい気持ちよさとは何なのか、自分なりに咀嚼しながら試していたんだと思います。温泉に入った時の気持ちよさと痛みから解放された時の気持ちよさはまた違いますから、おのずと芝居も変わってくるんですね。