賢者の仕事、賢者の健康

Vol.6健康法も続かないと意味がない。勝間流ロジカル体調管理術とは?
勝間和代氏 インタビュー(後編)

本はね、情報量を減らしているんです、意図的に

− つまり、「勝間和代」という存在も平準化にもっていこうとされたのかも? 今おっしゃった「リスクの避け方」として、たとえばどういう手を打たれたんですか。

勝間一番大きいのは自分のメディアを立ち上げたことでしょうね。さっき言った「勝間塾」がそれなんですけど、オンラインサロンと融合した皆さんの成長の場を作り、その活動を当時からコツコツ続けてます。今無料メールマガジンの会員さんが5万人いるんですけど。

− 確かにそうなると需給のコントロールがしやすいですね。ところでブログでも書籍でも勝間さんは発信の仕方を読む人目線に調整されてますね? そのあたりのバランス感覚もある種の平準化を感じるのですが。

勝間本はね、情報量を減らしているんです、意図的に。文字ってすごく解読が難しいですから、詰めすぎるとかえって重要なことがわからなくなる。活字だけじゃなく、スピーチでもほかの方のを聞くと、「損してるな」って思うことがあります。分量を「しゃべりたいことの1/3に減らしてください」ってよくアドバイスするんですけど。

− そもそも執筆を仕事にしようと思ったのは、何かきっかけがあったんでしょうか?

勝間私、外資系の企業から37歳の時に独立したんですけど、最初は「大学教授をしながら自分のファンドでも回して行こうかな?」って思ってたんです。あと27歳くらいの頃から「ムギ畑」っていうワーキングマザーのためのサイトを運営してまして。これは今でいうSNSみたいなものなんですけど、そこでもずいぶん学びましたね。

私のアプローチが学者さんの経済評論と多少違うのは、やっぱり今のトレンドを入れたいんですよ。学説って社会の動きに遅れますよね? 確実に分かってることしか学説になりませんので。それに対して現状の変化は早すぎて、政策にうまく取りこみきれないところがあります。経済政策にしても、男女共同参画にしても。私、男女共同参画会議の議員もずっとやってるんですが。