賢者の仕事、賢者の健康

Vol.6健康法も続かないと意味がない。勝間流ロジカル体調管理術とは?
勝間和代氏 インタビュー(後編)

食材に凝るよりも、調理の腕を磨いたほうがいい

− 食事や栄養ということではいかがでしょう? 先ほど勝間流ロジカルクッキングのお話もしていただきましたが(前編)。

勝間健康食って栄養素ももちろん大事なんですけど、私はいわゆる有機野菜を取り寄せるといったことにあまり関心がなくてですね、近所のスーパーに売ってる特売の野菜で十分だと思ってるんです。

食材に凝るよりも、調理の腕を磨いたほうがいい。ようは外食よりも「いかに早くて安くて美味しく作れるか?」ということだと思うんです。そうしない限り絶対続きませんから。

つまり、続けることができて初めて、健康的な食生活が実践できるということです。私は特に塩分に関しては結構しつこく言っていて、本やブログ、「勝間塾」というコミュニティでも「スープやみそ汁といった飲む物は0.6%」「食べるものは0.8%」に揃えましょうと勧めています。そうするだけで料理の腕は格段に上がりますからと。

みんな最初はすごい嫌がるんですよ(笑)。量ったり計算するのが「めんどくさい」って。でも、1回やってみるとそっちのほうが、はるかに美味しくてヘルシーだということがわかります。

− 先ほどおっしゃった「平準化」というのは「ロジック化」と並んで勝間さんの活動全般に言えるキーワードかもしれませんね。情報を収拾し、そこに道筋を見い出して、多くの人が実践できる仕組みを提案する。

勝間そうなんです。「平準化」が一番コストがかからず、持続可能なんですよ。断捨離も健康もビジネスも全部そうなんです。経営者の方ならすごくわかると思うんですけど、需給バランスの変動ってものすごくめんどくさい。

その意味では私、収入も上下するのがあまり好きじゃなくて。たとえば2008〜2009年って、私の本がすごくブームになりましたけど、あの当時「こんなの絶対続くわけがない」と思ってましたからね。

「棚オチ」って呼んでるんですけど、ブームになった人は必ず消えます。消費され尽くして。ですから「どうやってそのリスクを避けようかな?」ってずっと考えてました。