賢者の仕事、賢者の健康

Vol.7不器用なんでしょうね。自分がいるのは周りの方々のおかげです
藤本隆宏氏 インタビュー(前編)

ストレッチをやるとやらないでは全然変わって来ると思います。

− 健康という面からもお話うかがうと、食事や睡眠など藤本さんが気をつけてらっしゃることはありますか。

藤本なるべく水分を取るように意識してます。正確にそう診断されたわけではないんですけど、スポーツ心臓(※)だと思うんです。人よりも心拍数が遅い時があるんですね。なので朝が結構弱くて。

なるべく血液の循環をよくするために、水分を取るようにしています。1〜1.5リットルくらいですかね? 起床して水をゆっくり飲んでいると調子が良くなってきます。

※スポーツ心臓:スポーツで鍛えられることで心臓の筋肉が拡大し、強度の運動状態に適応できるようになるが、平静時には低心拍数となる状態。

− 食べる物はどうでしょう? 好き嫌いなどは。

藤本特に好き嫌いはないですけど、甘いものを食べると太りますから、なるべく食べないようにしていますね。炭水化物にも気をつけています。「真田丸」でも、今後の関ヶ原や大坂の陣に向けて作兵衛の年齢も上がってきますから、少ししぼらないといけないなと思ってます。

− 役作りのための減量などはやはりプレッシャーですか。

藤本難しいですね。苦手です(笑)。裸になるシーンがあったりすると、三ヶ月くらい前からジムに通ったりするんですけど、筋肉がつきすぎるのもよくないですから。

ストレッチは毎日15分くらいずっと続けていますが、これはいいですね。やるとやらないでは全然違うと思います。特に年を重ねて来ると、ストレッチをやっている人とそうでない人では、からだの動きやすさだったりコンディションだったり、結構差が出るんじゃないかと。

自分の場合、ランニングする時にまず5分くらいのウォーキングをしてから走るんですけど、日によっては10分、15分歩いても調子が悪い時もあるのに、ストレッチをやるとすぐにでも走れるくらいになるんです。筋肉がほどよく温まりますから。

とはいえ、特に意識しているわけではなく、これも自然にですかね? からだのコンディションを整えることに関しては、たぶん本能的に身についてるんだと思います。水泳の大会ともなれば、その日、その時間に100%でなければいけませんから。

>>後編に続く

編集者/東北芸術工科大学客員教授 河尻 亨一

PROFILE

編集者/東北芸術工科大学客員教授河尻 亨一
雑誌「広告批評」在籍中には、広告を中心に多様なカルチャー領域とメディア、社会事象を横断する様々な特集を手がけ、多くのクリエイター、企業のキーパーソンにインタビューを行う。
現在は実験型の編集レーベル「銀河ライター」を主宰し、取材・執筆からイベントのファシリテーション、企業コンテンツの企画制作なども。
  • カメラマン 瀬谷壮士
  • 更新日 2016.08.01