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Vol.4梅干しやコーヒーは頭痛に効く? 頭痛持ち1,000人に聞いたオレ流対処法を徹底検証

頭痛に悩みを持つ20〜40代の男性1,000人に、頭痛が出たときの対処法についてアンケートを行いました。すると、「それ、本当に効くの?」と疑ってしまうような独自の対処法をとっている方が多くいることが判明! 日常生活に支障が出ることもあるつらい痛みを和らげるために、みなさんどんなことをしているのでしょうか? さっそくみていきましょう。

2週間に1度の頻度で頭痛と戦うビジネスマン

まず、どれくらいの頻度で頭痛に悩んでいるかを聞いてみました。その結果、「非常に悩んでいる」人の9割、「やや悩んでいる」人の7割という非常に多くの人が、2週間に一度は頭痛に悩まされていることがわかりました。また、「非常に悩んでいる」人の6割が、週に1回以上の頭痛持ちであることが明らかに。2週間に1〜2回頭痛があるとビジネスマンにとって大きな悩みのタネですね。

頭痛の発生頻度(図1)
(n=1,000 / 第一三共ヘルスケア調べ)

頭痛が出たら、どう対処する?

次に、頭痛に悩む人たちが、日頃どのように対処しているかを聞いてみました。

頭痛が出たときの対処法(図2)
(n=1,000 / 第一三共ヘルスケア調べ)

年代別 頭痛が出た時“我慢/何もしない”(図3)
(n=304 / 第一三共ヘルスケア調べ)

「頭痛薬を飲む」と回答した人が7割で圧倒的に多く、続いて「横になる」、「マッサージ」と続きます。そして意外にも、「我慢する/何もしない」と答えた人が4番目に多い結果となりました。また、年代が若いほど、頭痛を我慢してしまう傾向があることもわかりました。

音楽、ツボ押しなどさまざまな対処法

また、フリー回答では、「音楽を聴く」「ツボを押す」「刺激をシャットアウトする」といった対処法のほか、以下のようなユニークな回答が見られました。

  • 髪の毛を引っ張る
  • シャワーを額に当てる
  • コーヒーを飲む
  • 梅干を食べる、梅干をこめかみに貼る

これらは一体、正しいのでしょうか? その効果を検証するためには、まず、頭痛のタイプとその原因を整理して考える必要があります。

頭痛の種類(原因と対処法)は一つではない

そもそも、頭痛にはいくつかタイプがあるのをご存知ですか? 大きく分けると、慢性的に繰り返す「困る頭痛」と緊急治療が必要な「危ない頭痛」があります。緊急治療が必要な危ない頭痛の主なものは「くも膜下出血」や「脳出血」ですが、これらはすぐに治療しなければ命取りになる疾患ですので、手足のしびれやろれつが回らない等、いつもと違う症状がある場合は医療機関を受診しましょう。困る頭痛として主なものは「緊張型頭痛」「片頭痛」で、その他、「群発頭痛」「混合タイプ」などもあります。

「緊張型頭痛」は、日本人の頭痛で最も多いと言われている頭痛です。頭の周りや首の後ろから肩、背中にかけての筋肉が緊張して血流が悪くなることで発症します。精神的・身体的ストレスが原因であることが多く、パソコン操作や長時間同じ姿勢をとり続けている人がなりやすい頭痛です。対策としては入浴やマッサージなどで体を温めて血行を改善したり、ストレッチなどで緊張した筋肉をほぐす等すると良いでしょう。

一方、「片頭痛」は女性に多い発作性の頭痛で、なんらかの理由で脳の血管が急激に拡張し、周辺の三叉神経を刺激することで発症。ズキン、ズキンと波打つような痛みが特徴です。心身のストレスから解放される仕事のない週末などに起こりやすいと言われています。
対策としては、患部を冷やしたり、暗い部屋で安静にしたりして、入浴や人混みなどはなるべく避けましょう。

上記でご紹介したユニークな対処法の効果について、頭痛のタイプ別に検証してみると、

  • 温かいシャワーを額に当てる
    緊張型頭痛: 片頭痛:×
    緊張型頭痛の場合には効果が期待できます。片頭痛は血管の拡張によって引き起こされるため、シャワーなどの頭を温める行為は血管をさらに拡張させてしまい、控えるのがベターとされています。
  • 髪の毛を引っ張る
    緊張型頭痛: 片頭痛:×
    頭皮を刺激すると血行がよくなるので、緊張型頭痛の場合には効果が期待できます。ただし、髪を引っ張ることでどの程度血行がよくなるかは疑問が残ります。
  • コーヒーを飲む
    緊張型頭痛:× 片頭痛:
    カフェインには血管の収縮作用があるので、血管の拡張が原因で起こる片頭痛に効果があると言われています。
  • 梅干を食べる、梅干をこめかみに貼る
    緊張型頭痛: 片頭痛:
    紀州梅効能研究会によると、香りの成分「ベンズアルデヒド」に痛みを鎮静・軽減する効果があるそう。梅干を食べたり、こめかみに貼ったりしなくても、香りを嗅ぐだけで効果が得られそうです。

というように考えることができます。頭痛は、そのタイプにあった対処法をとることが大切なんですね。

無理な我慢は禁物!痛みが出始めたら鎮痛薬をすぐ服用が正解!

図2で、頭痛が出たときに「我慢する/何もしない」人が3割もいましたが、実は、それは間違った対処法であることがわかっています。痛みを我慢していると、痛みの原因物質が身体の中で増えすぎてしまい、鎮痛薬でも痛みを抑えきれなくなってしまうからです。だからといって、痛みが強いから薬を多めに飲むなど誤った使い方をすると、鎮痛薬がかえって痛みを誘発する原因にもなってしまいます。定められた用法・用量を守って服用することで薬の効果を最大限に引き出すことができるのです。

頭痛薬で最も重視するのは「効きめの速さ」

頭痛薬で最も重視することは?(図4)
(n=1,000 / 第一三共ヘルスケア調べ)

最後に、頭痛薬で最も重視することを聞くと、やはり「効き目の速さ」がトップに。続いて、「副作用の少なさ」「効果の長さ」となっていました。今すぐなんとかしたいつらい頭痛に、1秒でも速く効く頭痛薬は、現代のビジネスマンの必需品のひとつといえるのかもしれませんね。

頭痛が出たときは、頭痛のタイプに合った対処法をとりつつ、我慢はほどほどにして頭痛薬に頼る、というのが賢い選択といえそうです。

  • 調査概要:「頭痛のお悩みについての調査」
  • 調査期間:2016年5月9日(月)〜 5月11日(水)
  • 調査人数:20代〜40代 頭痛に悩みをもつ男性1,000人
  • 調査方法:インターネット調査
  • 更新日 2016.06.01