人生100年時代 働く人を対象とした「健康とセルフケアの実態調査 2024」

2024年03月14日

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人生100年時代 働く人を対象とした「健康とセルフケアの実態調査 2024」
20~60代の働く人の2人に1人が、「副業・兼業」の意向あり
副業・兼業で大切なことはお金の管理より「健康管理」

副業・兼業継続中の人は、「健康管理」に気を配り、「疲れ」「ストレス」が少ない傾向
コロナ5類移行後、テレワークありの人は、「体力低下」を痛感し、セルフケアの重要性を実感
 第一三共ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区)は、自分自身で健康を守り対処する「セルフケア」という考え方が、人生100年時代の日本において重要なテーマになることを見据え、毎年、働く人の「健康とセルフケアの実態調査」を行っています。
 今回の調査では、働き方が多様化する中、テレワークや副業・兼業などをテーマに加え、健康やセルフケアに関する意識や行動の変化に着目しました。主な調査結果は以下の通りです。
1.働く人の健康とセルフケアの実態
・自分自身で健康を守り対処する「セルフケア」、75.8%が認知。実践率は年々低下し、44.4%に。
・セルフケア実践TOP3は「十分な睡眠」「1日3食きちんと食べる」「朝食をきちんと食べる」。
・セルフケア費用は1カ月平均4,173円。20代が4,765円と、最も費用をかけている。
・7割以上が「今後日本では、セルフケアの重要性が増す」と回答。

2. コロナ5類移行後の変化
・5類移行後、外食や外出、旅行などの「行動」機会が増加。
・「テレワークあり」の人は、なしの人に比べ、出社や対面での会議が増加。通勤の混雑をより強く感じ、体力の低下や疲れを感じている人が多い。
・「テレワークあり」の人は、なしの人に比べ、セルフケアの重要性を実感し、セルフケアの実践度も高い。
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3.タイパ・スキマ時間とセルフケア
・セルフケアに「タイパ」を意識する人は半数以下だが、約6割が「スキマ時間」に行いたい。
・セルフケアを行いたいスキマ時間は「寝る前」や「昼休み」。

4. 副業・兼業とセルフケア
・働く人の2人に1人が副業・兼業意向あり。現在副業・兼業中の人は9割以上が継続意向あり。
・副業・兼業を現在継続中の人は過去にやめた人に比べ、「体調管理」に気を配り、「疲れ」「ストレス」が少ない。
・副業・兼業で大切なことは、お金の管理より「健康管理」。
「健康とセルフケアの実態調査2024」調査概要
■実施時期:2024年1月19日(金)~22日(月) ■調査対象:全国の20~60代の働く男女1,000人 ■調査手法:インターネット調査 ■調査委託先:楽天インサイト株式会社
※グラフの構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
産業医・鄭理香先生に聞く、
「働く人に最適!スキマ時間セルフケアのススメ」