ブルーライトの影響に関する意識調査

2023年03月16日

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<ブルーライトの影響に関する意識調査>
肌のしみ・しわの原因を作る「ブルーライト」
しかし、その影響を正しく理解しているのはわずか3%未満

7割以上がブルーライトの同時間における照射量を「スマホ・パソコン>太陽光」と誤解
 第一三共ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区)は、ブルーライトによる肌への影響に関する認知や対策の状況を確認することを目的に、全国の男女を対象にブルーライトに関する意識調査を実施しました。
 今回の調査結果を踏まえ、ブルーライトによる皮膚の光老化促進とその抑制に関する研究成果を第一三共ヘルスケアの研究員より解説します。
【TOPIC 1】ブルーライトの同時間における照射量、7割以上が「スマホ・パソコン>太陽光」と誤解。
◆ブルーライトから連想するものは「スマホ・パソコンなどのデジタル機器」が89.3%と大多数。
 一方、「太陽光」を連想した人はわずか3.8%。
◆ブルーライトの同時間における照射量について、7割以上が「スマホ・パソコン>太陽光」と誤解。
◆ブルーライトの影響が最も大きいものとして、「太陽光」と回答をした人はわずか2.8%。
 約9割が「スマホ・パソコン」と回答。
【TOPIC 2】太陽光による肌への影響は約9割が理解していながらも、そのうちブルーライトによる肌への影響を意識する人はわずか1割程度。
◆ブルーライトによる影響として、「視力」(73.3%)など、“目への影響”を連想する人が大多数。
 一方、“肌への影響”を連想する人は1割程度。
◆太陽光による肌への影響の認知は約9割に上るも、そのうち太陽光に含まれるブルーライトによる肌への影響を意識する人はわずか1割程度。
◆ブルーライトの対策として、“目のケア”を行っている人は4人に1人以上いるものの、“肌のケア”を行っている人は2.3%のみ。
【TOPIC 3】ブルーライトの影響を正しく理解して、日々のスキンケアの中でも対策を。
解説:第一三共ヘルスケア・研究員~ ブルーライトによる肌への影響と対処法 ~
◆「太陽光」のブルーライト強度は「スマホ・パソコン」よりも圧倒的に高い。
 ブルーライトは紫外線よりも肌の奥まで到達し、一般的なサンスクリーン剤では防ぎきれない。
◆ブルーライトはしみ・しわなどの肌の光老化を誘発し促進する。
◆「トラネキサム酸」にはブルーライトによる光老化促進の要因を抑制する作用あり。
久保 沙耶香