ニュースレター

2022年3月22日

人生100年時代 働く人を対象とした「健康とセルフケアの実態調査2022」
出社と在宅のハイブリッドワーカーは要注意
睡眠トラブルが増加傾向

~生活リズムが乱れやすく、社会的時差ボケという新たな課題が~

 第一三共ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区)は、自分自身で健康を守り対処する「セルフケア」という考え方が、人生100年時代の日本に重要なテーマになることを見据え、昨年3月の調査に続き3回目となる働く人の「健康とセルフケアの実態調査」を行いました。その結果、セルフケアと「睡眠」の関係性が見えてきました。主な調査結果は以下の通りです。

1.コロナ禍における働く人のセルフケアの実態
・コロナ禍以前に比べ、半数以上が「自分の体調変化に敏感になった」、3割が「自身のセルフケアの意欲が上がっている」と自覚。
・自身のセルフケア実践率は約半数。コロナ禍以降、2020年3月の調査結果から年々低下。
セルフケアの意欲が「上がった」と自覚する人のうち、約4割は「セルフケアが実践できていない」と矛盾。
・「セルフケアが実践できていない」と回答した理由として、「仕事が忙しい」に次いで、約4割が「良い睡眠がとれていない」と回答。

2.働く人のセルフケアと睡眠
・働く人の約4割が睡眠トラブルを自覚。
・約6割が自身の睡眠の質に「不満」。不満を感じる人の約8割が「改善したい」と回答。
「セルフケアが実践できていない」と回答した人は、睡眠の質に「満足している」割合が約2割にとどまる。

3.テレワークをしている人の働き方に対する意識と睡眠
・テレワークをしている人は約半数が「働き方に柔軟性が生まれた」と感じる一方、4人に1人は「自己管理が必要」と回答。
・テレワーク日数が週5日以上の人に比べ、週1~4日のハイブリッドワーカーは、睡眠トラブルが多く、睡眠の質への満足度も低い傾向に

4.人生100年時代のセルフケア
・今後の変化として、「健康がますます重要」「セルフケアがますます重要」「70歳を過ぎても働く人が増える」と回答した人はいずれも8割以上
・市販薬への意識、「セルフケアのため市販薬についてもっと知識を増やしたい」、「セルフケアのために市販薬は役立つ」。

産業医・鄭理香先生に聞く
働く人のための「セルフケアのすすめ」

セルフケアに役立つ第一三共ヘルスケアの取り組み
年に1度の睡眠診断運動/くすりと健康の情報局

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