ガールズ本音リサーチ

Vol.15「他人とのコミュニケーションの本音」
を徹底リサーチ!

ちょっと気になるこんなデータ

過去のアンケートで聞いた「美容院にカット等に行く時、+αとして楽しみにしている事はありますか?」については、以下の結果となりました。

※2016年4月健康美塾プレゼントアンケートのうち 20-60代女性 3,637人

健康美塾のアンケート結果では、「髪のトリートメント」が若いほど高く、頭皮ケアやマッサージなどの癒し目的は30代が高い傾向に。
またカット中の楽しみとしては、雑誌のまとめ読み派と美容師さん会話派が約2割づついるようでしたが、美容師さんの会話は年代の高い方の方が多い傾向に。確かに熟練の美容師さんと常連のオバチャマの会話が漫才のかけあいのようにテンポがお見事!という光景、見たことあります。

そこで今回の美塾のテーマは、「接客業の方と普段どれだけ話すタイプ?」からのスタートで、職場の人とどこまで話す?SNSだったらどこまで話す?とまたもやなめ子さんの独自の目線の斬り込みに!
あなたはどこまで共感できる!?!?

  • 今月のプレゼントアンケートにも答える!

美容院でのコミュニケーション、結構気を使いますよね。十年くらい前行っていた美容院は意識が高い感じで、置いてある雑誌もアート系。しかもカットしながら急にチェコ映画について話題を振られたりするので油断できませんでした。でも、ちょっと緊張していた方が姿勢正しく、バランスよくカットしてもらえそうです。今回は美容院以外でも、接客からSNSまでコミュニケーションについて伺ってみました。4月は人間関係がフィーチャーされる季節。

まずは、ショッピング中の店員さんとのコミュニケーションについてです。

ショッピングなどで接客されたとき、どれくらい店員さんと話しますか?

(2017年2月 第一三共ヘルスケア調べ 20-30代未婚女性 n=500)

話しかけてほしくない人が38%もいらっしゃるとは。話しかけてもらいたくないアピールでイヤホンをしてお店に行く、という意見も聞きました。友人も、話しかけられたくないから、ネットで服を買っているそうです。ふと思ったのは、お店で話しかけられたくない人は日常で友達がいっぱいいて、充分話し足りているのかもしれません。私は、もう女友達と一緒にショッピングに行く機会なんてほとんどないですし、そうなると淋しくて店員さんに「このトップスには何が合いますか?」とか「ヒートテックを下に着て良いですか?」と積極的に話しかけてしまいます。
でも、あまりにも店員さんと仲良くなりすぎると、行ったら毎回買わないとならなくなったり、難点もあります。ちょっと前に新宿の駅ビルで、辞めていく女性店員に、思い詰めた表情で手紙やプレゼントを渡している女子を見かけました。店員にはハマりすぎない方が精神的に良さそうです。

続いて、職場や学校での立場について伺いました。

職場や学校などでは、どちらの立ち位置でいることが多いですか?

(2017年2月 第一三共ヘルスケア調べ 20-30代未婚女性 n=500)

日本人は受け身の人が多いようですね。アメリカ人とかに聞いたら反対の結果になりそうです。私もだいたいは聞く方ですが、話すと疲れるので省エネという意味もあります。話をする側の人には、いつもお疲れさまという気持ちと敬意を抱いていきたいです。ただ、たまに話し好きの人から精気を吸い取られることがありますが……。

さらに、周りに合わせているかどうかについてエピソードを伺ってみました。

周囲に合わせて、我慢しながら話し役・聞き役をやっていたり役目を演じている経験やエピソードは?
  • 先輩の話に合わせ、愛想笑いをする。(30才・会社員)
  • 真逆の意見が浮かんだ時、話が長引いたりこんがらがるのが嫌で、周りの意見の聞き役に徹する。(20才・学生)
  • 目上の方とご一緒する時は、本当は聞き役がよいが、無理に自分から話をする。(37才・会社員)
  • 仕事柄自分から話さないといけないことが多いので、本当は話したくなくてもどうしても会話を自分から切り出さないといけない。(28才・会社員)
  • 話すのが大好きで・・・だが人の話は全く聞かない人と話すときは話を早く終わらせるため黙っている。(39才・会社員)
  • 職場で強気な性格であると思われていて、発言を求められることが多いが、他人と話すことが好きではないし、多くの人の前で発言するのは辛いと感じる。(32才・会社員)
  • 話す方が好きなタイプだが、余計なことを言いがちなので、少し黙っていたり聞く側になるようにしている。(30才・パート)
(2017年2月 第一三共ヘルスケア調べ 20-30代未婚女性 n=500)

結構皆さん、会話の間にいろいろな思いが交錯しているんですね。目上の人や先輩を立てる、というのはコミュニケーションの基本のようです。シラけるのがイヤだとか、余計なことを言いがちとかで、話すのを控えている人は少しもったいない気もします。でも、ずっと自分のペースで長々と話す人もいたりして、入るタイミングが難しいこともありますね。
先日も、友人が対談した文化人とうまくコミュニケーションできなかったそうで、どういう風に会話したら良いかアドバイスを求められました。独特なリズムで話す人で、会話の途中に数分間瞑想しだしたりして、その間ただ時間が過ぎていってしまったそうです。高尚でハイレベルな会話をする人に対しては、あえて自分のダメな話とかをしてハードルを下げつつ、空気を和ませるのが良いのかもしれません。その人の別の面を引き出す感じで……。

続いて、ちょっと話題を変えて、SNSのコミュニケーションについての質問です。

SNSでイラッとする投稿を教えてください。
  • ポエムみたいに自分の気持ちを載せる人(24才・その他)
  • 自慢(36才・パートほか)
  • Facebookでリア充アピール(34才・パート)
  • 自分の彼氏と彼氏の女友達がイチャイチャしている投稿を見たとき(21才・学生)
  • (誰とでも受け取れるような)人のことをけなす投稿(20才・学生)
  • 子供の話題など(37才・会社員)
  • 自撮り(23才・会社員)
  • 勝手に写真を載せられた時、友人限定か顔を隠して欲しいと思った。(38才・会社員)
  • twitterで仕事が忙しいアピール(28才・会社員)
  • 幸せアピールが強い投稿はイラっとします(36才・その他)
(2017年2月 第一三共ヘルスケア調べ 20-30代未婚女性 n=500)

「特になし」と答えた、懐の広い方もたくさんいらっしゃいましたが、うなずける答えばかりです。 リア充アピール、悪口、自撮りが、イラッとさせる主な投稿ですね。去年、SNSで一方的に自慢をされ(多い時で一日100件くらい)、軽く心が病みそうになたことを思い出しました。日本人の謙遜の美徳がSNSで失われつつあるような懸念も……。かといってtwitterなどで仕事が忙しいとか自虐とか悩みを綴っても、それはそれでウザがられるので、難しいですね。数十年前は、女子は鍵付きの日記帳とかに思いを綴っていたりして、その時はわりと平和だった気がします。
最近脳科学関係の話を聞いて、興味深かったのは、人間の快楽は他で代替可能、ということです。例えば恋愛とか性行為で得られる快感が、SNSの「いいね!」で得られる承認欲求で、代わりに満たされてしまうとか……。人類的にこのままで良いのかちょっと心配になります。

次は、それぞれのSNS疲れの癒し方について伺いました。

これってSNS疲れだなあ・・・と感じる瞬間と、癒し方法・気分転換する方法を教えてください。
  • 反応が常に気になってしまうこと。やらないのが一番。(36才・パート)
  • 携帯を開くと、Twitter、インスタグラムを交互に何度も開く。見ないようにしようと思ってもその間に何か情報があるかもしれないと気になってしまう。SNSをやらない友達と遊んでいるときは、友達が携帯を全然見ないので、自分も自然と見なくなるので楽になる。(32才・会社員)
  • 自分の投稿にコメントやいいねが来るか気になって携帯を何度もチェックしていたとき。投稿を控えた。(28才・会社員)
  • SNSに投稿するネタを探したり、ネタを作る為に何かしようと行動する時。SNSをしばらく開かない。(35才・パート)
  • 他人の投稿内容がとても気になって比較的長い間、もしくは頻繁に見てしまう時。気分転換はそもそも見ないようにする。(32才・会社員)
  • 自分発信ではないけど、知人のタイムラインを目にして、しんどい気持ちになったりする。対策は、見ない。比べない。他人事と思ってふーんて気持ちで流す。(30才・パート)
(2017年2月 第一三共ヘルスケア調べ 20-30代未婚女性 n=500)

SNSを見ると心が揺れ動いてしまう、それが現代人のストレスの元になってしまっています。人と比較して、友達は持っていて自分は持っていないものについて考えてしまい、辛くなります。見ないのが一番、と書いている方もいますが、そうやってたまに断捨離して、その間は平穏でも、見ない時期の反動でリバウンドのように、たまっていた投稿をさかのぼって見てしまったりします。そしてまた悶々とする、という繰り返しです。
私もさんざんSNS疲れを体験しましたが、一つ解決法を見つけました。周りの友人知人のささやかな幸せとはレベルが違うセレブをフォローするということです。パリス・ヒルトンやイヴァンカ・トランプ、そしてギリシャ王族の末裔の美女などフォローしているのですが、彼らのセレブライフに比べると、合間に入ってくる友人知人の幸せ自慢なんて目に入らなくなってきます。人格形成上どうかと思うテクニックですが、どうしても辛かったらぜひやってみてください。

今回、会話やコミュニケーション、SNSにまつわる悩みや考えを拝読し、逆にこんな風に常に心の中で気使いをしている女性たちがいるんだということがわかり、感動しました。世界は女性の優しさで回っている……のでしょうか。SNSの悩みなどは、ほとんどの方が感じているということで、これからは辛くなっても一人ではないと思えます。そして、コミュニケーションの試練によって魂的には成長しているとプラスに考えたいです。

今月のなめこの一句 SNS 皆疲れてる 連帯感

今回冒頭でご紹介したカテゴリーのアイテム

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PROFILE

辛酸なめ子さん
漫画家、コラムニスト。
埼玉県出身、武蔵野美術大学短期大学部デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。アイドル観察からスピリチュアルまで幅広く取材し、執筆。新刊は「妙齢美容修業」(講談社文庫)
  • 更新日 2017.03.31

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