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アロマの基本

アロマテラピーはヨーロッパの植物療法の代表的なひとつですね。また東洋でも「医香同源」という言葉があり、香りの原料は薬と同じという意味です。体にいい自然の様々な植物が凝縮されて、香りの原料は精油注1(エッセンシャルオイル)になりボトルに詰まっています。精油から放たれる心地よいアロマ(香り)は心身によい影響を与えると言われ、ストレス社会において見直されているのです。そんなアロマを改めて基本から見直してみましょう。

注1:エッセンシャルオイルのことで100%天然のものを精油という。100%天然でないアロマオイルと間違えないで。

アロマの楽しみ方

ここでは大きく分けて、
1吸引法(香りを嗅ぐ)2入浴法(アロマバス)3マッサージ法(アロマトリートメント)を紹介します。

1.吸引法

ティッシュや布に精油を3~4滴しみこませる。鼻に近づけ2,3回大きく深呼吸することで、香りが神経や脳を刺激して、辛い症状を緩和させます。
他にはアロマポットなどの芳香器で、香りを空気中に漂わせて間接的に吸引を楽しみながら気になる症状を回復させる方法もあります。芳香器を使う場合はお湯を使うのがポイント。まず、お湯をカップの三分の一ほど注ぎ精油を5~8滴たらしてから残りのお湯をカップに注ぐといいでしょう。最初にふわっとアロマが香りたつことで、脳や神経系に程よい刺激が素早く伝わり、アロマの効能が最初に強く発揮できます。

2.入浴法

浴槽に精油6~8滴ほどたらして良くまぜてから入ります。基本、精油は水に溶けないのであらかじめ、植物オイルやはちみつ、スキムミルクなどに(大さじ1くらい)混ぜてから使ってもよいです。アロマバスは湯に漬かることで皮膚が柔らかくなり精油が肌に浸透しやすくなります、また吸引法にもなるので、楽しみながら心身をなごませてくれます。

3.マッサージ法

香りにより筋肉をリラックスさせて皮膚の血液循環を促します。いくつかのキャリアオイルがありますが、無臭でどんな肌質にも合うグレープシードオイルがおすすめです。キャリアオイル50mlに2%濃度で約20滴ほど混ぜます。最初は1種類から始め、慣れたら2~3種類ブレンドして使ってもよいでしょう。変質を防ぐため約2週間で使い切るようにしてください。

東洋医学から見た、気になる体調と感情から選ぶアロマ

  • 決断力が鈍くなり、怒りっぽくイライラしたり、極度に目の疲れを感じる時は五臓の肝経機能が不調です。

    お薦め:肝経アロマのベルガモット,カモミール

  • 精神的ストレスを抱え気が抜けて元気がおきない。冷えやほてりを強く感じ自律神経のバランスがくずれている時は心経機能が不調です。

    お薦め:心経アロマのローズマリー、ラベンダー

  • 物思いにふけることが多く気が付けばボーッとしていたり、胃のもたれや便秘気味、下痢気味など胃のトラブルを感じる時は脾経機能が不調です。

    お薦め:脾経アロマのパチョリ、ゼラニウム

  • 悲しいことがあり沈んでいたり、皮膚表面のカサカサが気になり、普段から鼻づまりや喉の渇きや咳など気管支が弱っている時は肺経機能が不調です。

    お薦め:肺経アロマのユーカリやティートリー

  • 記憶力や集中力の低下や、髪、骨、歯のトラブルが気になりはじめ老化を感じ、またちょっとのことで驚き恐れてしまう傾向が強くなったら腎経機能が不調です。

    お薦め:腎経アロマのジェニパー、サンダルウッド

  • 注意:基本アイテム1、2、3に使える精油を選びましたが精油をお求め際には注意事項をよく読んでお使いください。
  • 更新日 2018.08.31

深町 公美子Profile

鍼灸師、認定エステティシャン、アロマセラピスト、薬膳コーディネーター
東京医療専門学校卒業。SABFA(サブファ)で美容を学ぶ。下北沢A-ha®治療室を開業。著書に「押せば変わる美人のツボ」(集英社)、「体と心にきく毎日のツボ」(セブン&アイ・集英社)、料理本「冷え冷えガールのぽかぽかレシピ」(主婦の友社)は韓国・台湾などでも発売。
産経学園「アロマオイルトリートメント講座」をはじめ、東洋医学にエステやアロマといった代替医療も取り入れた先駆者のひとり。また、北海道メディカルスポーツ専門学校鍼灸科、招聘講師として若手育成にも力を注いでいる。http://www.ahacu.com

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