HAPPY LETTER From 早坂香須子

Vol.32ナチュラルな睫毛でつくる秋冬アイメイク

前略
この原稿を書いている今日は立秋。
二十四節気をさらに5日ごとの季節に分類した七十二候では、涼風至(すずかぜいたる)にあたりますが、昨日まではうだるような暑さが続いていたのに、今日は一晩続いた雨が上がり、文字どおり気持ちのいい風を感じています。異常気象、暑い暑いと毎日汗だらけになりながらも、秋に向けて季節の歩みは、確実に近づいていますね。

私の日々のお仕事であるファッション雑誌の撮影では、7月からコートやセーターなど、秋冬のコーディネートが真っ盛り。ひと足お先にモデルさん達には秋冬のメイクを施しております。

2018年秋冬ファッションは、ざっくりしたビックシルエットのセーターやコート、カラフルな色、チェックやアニマルなどの柄、などなど強めのキーワードがトレンドになるので、メイクもナチュラルから、こっくりとしたメイク感に変化しています。

その変化の中でも、戻ってきたなあ!と感じるのがアイメイクの楽しさ。
60年代のフランス女優を思わせるような、品良く盛れるブラックマスカラにはじまり、青・パープル・赤・黄などのインパクトのあるカラーアイライナー、深い目元を作るぼかしやすいペンシルライナーやシャドウ、そして、マットな白のリキッドライナーなどなど。アイものコスメの新色は目白押しです。
私の注目は、ずばり“マットな黒と白”。
無彩色の黒と白を効果的に使うことで、メリハリのある顔になりますし、洋服に重めのシルエットや大胆なカラーを持ってきた時に、トータルバランスが取りやすくなります。

まず私がオススメしたいのは、まつげエクステンションを付けているなら、思い切って取ってしまうこと。私もしばしエクステのお世話になっていましたし、否定する気持ちは露程も無いのですが、素の睫毛にマスカラですと毎日違う印象になれるし、それが楽しい今年の「秋冬コスメと秋の顔」なのです。
もしも、エクステはどーしても外せないという方は、バービーカールという手もあります。ひと世代前はまつげパーマと呼ばれたものですが、違うものらしいということで、潜入体験してみました。
パーマは薬剤が目に入る危険性がありますが、バービーカールはクリーム状で成分も違うので目元の使用が可能とされています。パーマなので薬剤でまつげが痛みます。バービーカールはコーティング剤のようなものでまつげを保護する働きがあるそう。

試してみた結果は、良かった!の一言。個人差はあると思いますが、染みることもなく根元から上がるので、エクステよりも目元がはっきりします。
また、好みのカールを作れるので「やりました」感が無い。毎日のビューラーから解放されたこともあり、ワタシ的には大満足。早速秋冬の新作マスカラを日々試しています。

バービーカールできゅんと上がった睫毛に、上下たっぷり黒マスカラ。
そして白マットはどのように入れるかというと、目頭のまぶたの下にほんの3ミリほど入れてみてください。まるで少女漫画の主人公のように、いつ何時でもアイキャッチが入ります。ほんの3ミリ!です。それ以下では「目にゴミ付いてるよ」と言われ、それ以上入れると「今日眼力ありすぎない?」と言われてしまう可能性が…。もちろん、普段のアイライン代わりに上まぶたに沿って引き、目尻を少し跳ね上げて入れてみても、とてもおしゃれな雰囲気になりますよ。

怖がらずに白マットを使いこなせれば(自主練あるのみ!)、黒の印象を際立たせることが出来ますし、今年のトレンドを押さえた秋の顔になること間違いなし、です。
秋、食欲、読書と共に、季節の変わり目をファッションやメイクでも楽しんでみて下さいね。

あなたにとって、実りの多い秋となりますように。




かしこ

香須子

  • 更新日 2018.08.31

この記事をシェア

  • Facebookで
    シェア
  • Twitterで
    シェア
  • LINEで
    シェア