からだと心のごちそう時間

Vol.11えびの薬膳チリソース
ほうれん草のポタージュ

季節のテーマ
冷え

冷え症の人は貧血気味、低血圧の人が多い傾向にあります。
レバーやほうれん草などの造血作用があり、血行を良くする食材や体を温め免疫力をつける生姜、にんにく、ねぎ、玉ねぎ、ニラ、らっきょうなどの薬味、山椒・シナモン・クローブ・八角・ウイキョウなどのスパイス類、黒醋、黒砂糖、黒胡麻などを日頃から取り入れて積極的にいただきましょう。胃が冷えると体に直結してこたえるので、温製・熱生・辛味のものを取り入れて体や内臓を温める調理法で寒い冬を元気に乗り切ります。

食材&薬膳ポイント

えび
海産物の中で、えびは胃や体を冷やしません。色素のアスタキサンチンは高い抗酸化力があります。生姜と合わせることでさらに胃や体を温めて冷えを改善するほか、生姜には花粉症などの外的要因からも体をまもる効能があります。
豆板醤のカプサイシンと発酵力、ねぎ、にんにくを足して相乗効果を高め、はちみつで体内を潤します。

えびの薬膳チリソース

材料

〈2人分〉

えび
10本
チリソース
 長ねぎみじん切り
大さじ3
 生姜みじん切り
大さじ1
 にんにくみじん切り
小さじ1
 豆板醤
小さじ2
A
 オイスターソース・はちみつ
各小さじ1
 ケチャップ
大さじ1
ごま油
大さじ3
ねぎと生姜の細切り
・パクチー・ガーリックトースト
好みで適宜

作り方

  1. えびはあれば背わたをとり、片栗粉適宜(分領外)をまぶして大さじ2のごま油で焼く。
  2. フライパンに残りのごま油とチリソースの材料を入れて中弱火でしんなりするまで炒め、水150CCに片栗粉小さじ2を混ぜて加え、Aの調味料を木べらで混ぜながら加えてとろみをつける。
  3. 2に1を加えて器に盛り、好みで細切りにしたねぎ、しょうが、パクチーを添える。
    ※調理する時は、熱湯に茎から入れて下ゆでし、冷水にとるとアクが取れ、綺麗な色が残ります。

ほうれん草と冬野菜のミルクポタージュ

材料

〈2〜3人分〉

ほうれん草
半束
バター
小さじ1
長ねぎ
3分の1本
かぶ
2個
牛乳
200cc
ガラスープの素
小さじ1
粗塩
少々

作り方

  1. かぶは皮をむき、スライスする、長ねぎはぶつ切りにし、ほうれん草は硬い部分を落とし塩茹でし、水気を絞る。
  2. 1のかぶとねぎを水から柔らかくなるまで茹で、ほうれん草を加えてしんなりしたら湯を捨て撹拌してペーストにする。
  3. 2に水50cc、豆乳、ガラスープの素、バターを入れ全体が馴染むまで温める。味をみて塩適宜で整える。

ちょこっとお役立ちすこやか知恵袋

ほうれん草

緑黄色野菜の王様と呼ばれるほうれん草。豊富な鉄分、βカロテン、ビタミンCは、造血作用があり血行を促進します。鉄分の吸収を有意義に摂取するにはビタミンCが必要ですが、葉酸とビタミンCの両方が含まれるほうれん草は貧血予防に必要な成分がすべて揃っています。
ほうれん草は肌や腸を潤す効果が期待できる他、風邪や貧血予防によく、気力体力を高めてエネルギーを補充できる頼もしい冬野菜。
代表的なお惣菜にほうれん草の胡麻和えがありますが、ごまに含まれるビタミンEがほうれん草の鉄分を体に 摂取しやすくします、 調理する時に覚えておくといいですね。

  • 更新日 2019.2.1

井澤由美子Profile

東京都出身 11月23日生まれ(勤労感謝の日・五穀豊穣を祝う新嘗祭の日)
料理家・調理師・国際中医師・国際中医薬膳師。発酵食のレシピ作りがライフワーク、薬膳にも精通している。NHK(きょうの料理)などの料理番組の他、広告、雑誌などで活躍中、著書多数。オーガニック・醗酵レストランなどのデレクションも手がける。レモン塩や乳酸キャベツの火付け役として知られる。http://yumikoizawa138.jp/

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