からだと心のごちそう時間

Vol.10ラムのスンドゥブ
黒豆と黒ごまの黒糖ムース風

食材の食べ合わせや、血の巡りをよくする為の運動やストレッチは大切ですが、呼吸もとても大事です。循環を良くしてよい気を巡らせて身体を芯から温めましょう。人は1分間に17回ほど呼吸をしますが、朝の起きぬけに悪い「気」をゆっくり吐きだす習慣をつける。深い深呼吸を5回ほどすると細胞の隅々まで酸素が行き渡り、血の巡りがよくなり脳が活性化し、ポジティブな思考にも導きます。朝は暖かい汁物もいただきましょう。血液循環がよくなって自律神経がOnになります。今回は、そんな朝にぴったりなラムのスンドゥブと、黒豆と黒ごまの黒糖ムース風をご紹介します。

季節のテーマ
冷え

冷えには民間療法のこんにゃく湿布も良いものです。土の中で3年かかって育つこんにゃく芋には「砂払い・すなばらい」と言って、内臓を温め体内の毒素を払う効果があると言われています。10分ほどお湯で茹で、薄手の布を2、3枚ほど巻き心地よい熱さにする。丹田(おへその下、握りこぶし1つ分くらい)を2、30分ほど温め、おしぼりでふく。他に冷えが気になる腰などの部分に湿布します。(こんにゃく湿布に使用したこんにゃくは、冷蔵庫で保存すれば数回使えますが、食べないようにしてください)

ラムのスンドゥブ

材料

〈2人分〉

ラム肉
150g
焼き豆腐
1丁
キムチ
100g
長ネギ
3分の1本
ニラ
10本
おろし生姜
小さじ1
卵黄
1、2個
ごま油
大さじ1

作り方

  1. 鍋を中火にかけ、油を馴染ませる。ラム肉を入れ色が変わるまで炒めたらキムチを加え炒める。
  2. 1に出汁3カップ、豆腐、ネギを入れ中弱火で5、6分煮る。ニラと卵黄、生姜を加え好みの加減に煮る。

黒豆と黒ごまの黒糖ムース風

材料

黒豆
大さじ4
黒ごまペースト
大さじ2
黒糖
大さじ1~2
大さじ1

作り方

  1. 小鍋に水1カップ、黒糖、黒豆を入れ温める。水で溶いた葛を混ぜながら加え、とろみがついたら器に半量ずつ注ぐ。あれば酢で戻したクコをおく

ちょこっとお役立ちすこやか知恵袋

蕪(かぶ)・すずな

蕪は七草で言う「すずな」です。サラダや漬物にしたり、おろしてとろみと甘みを出すなど調理の幅が広い野菜です。江戸時代には葉の方を主流に食べられていた野菜で、実際に葉は栄養価がとても高い。葉に含まれるビタミンCやカロテンの損出を防ぐ調理法は、3分水に浸しザクザク切ってザルに上げ、水気がついたままフライパンに入れます。塩とごま油かオリーブオイルを適宜回しかけて強火の蒸し焼きにします。色も鮮やかで、栄養価も逃げにくい、レモンや柚子などの酢橘をかけていただくと、効果が高まって酵素も一緒に頂けます、柑橘の香りでよい「気」も巡ります。

  • 更新日 2019.1.7

井澤由美子Profile

東京都出身 11月23日生まれ(勤労感謝の日・五穀豊穣を祝う新嘗祭の日)
料理家・調理師・国際中医師・国際中医薬膳師。発酵食のレシピ作りがライフワーク、薬膳にも精通している。NHK(きょうの料理)などの料理番組の他、広告、雑誌などで活躍中、著書多数。オーガニック・醗酵レストランなどのデレクションも手がける。レモン塩や乳酸キャベツの火付け役として知られる。http://yumikoizawa138.jp/

この記事をシェア

  • Facebookで
    シェア
  • Twitterで
    シェア
  • LINEで
    シェア