【毎日のスキンケアで肌の土台づくりを!(後編)】気になる「しみ」への疑問に回答

2025年03月24日
年齢を重ねるにつれて次第に増えていく、「しみ」のお悩み。「しみ」があると、肌も心もモヤモヤ曇りがち…。数多の情報や製品であふれる中、仕事に育児に忙しい私たちは、どんな対策をすれば?
そこで、医薬品メーカーとしてスキンケアやオーラルケアなどの製品も取り扱う第一三共ヘルスケアの社員に、「しみ」についての基本知識から、意外と知らない正しい「しみ対策」まで、しっかりレクチャーしてもらいました。正しい知識とケア方法で、晴れやかな肌と心を手に入れましょう!
後編では、「しみ」に関するQ&Aをお届けします。
▶▶▶前編はこちら
[参加メンバー]



化粧水と乳液の“ベーシックケア”正しい使い方や塗り方は?

広田:前編では、仕事に育児に忙しい女性でも無理なく続けられる、しみ対策について教えていただきました。
林:はい。化粧水と乳液の“ベーシックケア”で、肌のコンディションを整えていくことがポイントです!
ふじこ:普段化粧水や乳液はババッとつけちゃっているのですが、正しい使い方や塗り方はありますか?
林:様々な使い方がSNSなどで発信されていますが、基本的にはメーカー側が推奨する使用方法や使用量で、まずは一本使い切ってみてほしいです。
※各品の使用上の注意などを必ずご覧ください。

林:『トランシーノ』の化粧水は500円玉大を目安に手に取り、顔全体になじませたら、余裕があればハンドプレスでより浸透させていただくのがおすすめです。「有効成分よ、すみずみまでしみ込め〜!」と念じながら(笑)。

ふじこ:気持ちも大事なんですね(笑)。この化粧水は、とろっとしているのにスーッと心地良くなじみますね!
林:忙しい日々の中で、スキンケアタイムだけは自分に意識を向けられる時間にできたら、気持ち的にも「やったぞ」という満足感につながりますよね。テクスチャーを感じていただくだけでもいいですし。
広田:乳液はクリーム級にこっくりして、乾燥しがちな大人の肌でも満足できる保湿力がありそうですね!

林:そうなんです。『トランシーノ』の乳液は、肌に蓋をして、潤いを閉じ込める役割を担います。濃厚なミルクテクスチャーですが、油分と水分のバランスが計算されているので、すごく伸びが良いんですよ。10円玉大を目安に、使ってみてください。
ふじこ:素朴な疑問なのですが、化粧水を塗ってから乳液をつけるまでは、少し時間を置いた方がいいのでしょうか?
林:はい。ひと呼吸置いて、化粧水が肌になじんで手に吸い付くような感触になってから次のステップに移ってください。化粧水も乳液も保湿感を重視しているので、肌になじんでいない状態で次のアイテムを重ねるとベタついてしまう可能性があります。
ゴシゴシ洗いをしていませんか?肌の摩擦もしみの原因に

広田:正しいスキンケア方法を教えていただきましたが、逆にしみができやすくなるNG行動はありますか?
林:紫外線と日焼け対策の必要があることは前編でもお話しましたが、肌の摩擦も注意したいポイントです。洗顔やクレンジングで、ゴシゴシ洗いをしていませんか? 過剰な摩擦が加わると、しみの原因になりうるんです。
ふじこ:「摩擦レス」という言葉をよく聞きますが、摩擦がしみの原因にもなるとは…! 美顔器などは大丈夫でしょうか?
林:美顔器を使うのはもちろん問題ありません。ですが、テレビを見ながら漫然と、メーカーから推奨されている使用時間よりもとても長い時間を使い続けるのは避けたいところです。何事もやりすぎは良くないことを、お忘れなきよう!
広田:そういう意味で、『トランシーノ』のジェル状洗顔は摩擦レスですね!

林:そうなんです。とろけるようなジェルタイプで、摩擦レスで汚れを絡め取ってくれます。クレンジングと洗顔機能の2in1で、軽いメイクも落とせるんですよ。

ふじこ:しかもこれ、泡立て不要なんですか!? 子どもとお風呂に入ると泡立てる時間なんてないので、かなり助かります。
広田:2in1なら物理的に洗う回数を減らせるので、摩擦回数も減りますね。
林:摩擦回数を減らすという意味では、1本7役のCCクリームも優秀です。「美白」「乳液」「日焼け止め」「化粧下地」「色ムラ(※1)補正」「トーンアップ」「毛穴カバー」まで機能が盛り沢山です。パール粒大の量を、全顔に薄く伸ばしてご使用ください。

美白:メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ
※1 肌の黄みのバラつきのこと

ふじこ:ピンクベージュはくすみを払って、透明感(※2) が出ますね。日焼け対策もできるし、忙しい朝にぴったり!
※2 メイクアップ効果による
しみに関する疑問にアンサー

広田:それではここからは、ふじこさんのフォロワーさんからいただいた、しみについてのQ&Aに移りたいと思います。
Q.しみを未然に防ぐことはできますか?
A.機能性スキンケアを活用したり、潤いに満ちたゆらぎにくい肌にコンディションを整えましょう!
林:しみの予防には、美白有効成分やしみ予防につながる機能のあるスキンケアを毎日コツコツと続けることが有効です。乾燥や紫外線のダメージを受けないためにも、機能性スキンケアを活用したり、潤いに満ちたゆらぎにくい肌にコンディションを整えたりすることで、自分で防御体制を作ることが大切です。
広田:肌が乾燥していると、よりダメージを受けやすくなるのでしょうか?
林:はい。肌のバリア機能が落ちてしまうので、乾燥にはご注意を!
Q.しみを皮膚科や美容医療で治療するのはどう思いますか?
A.治療後も日々のスキンケアでしみの再発予防を!
林:最後の砦として皮膚科や美容医療で治療をされる方もいらっしゃいますよね。ご自身の中でしみケアの選択肢を増やしておくという意味で、前向きに捉えるといいのかなと! ただ、ダメージを受ければしみは再発することがあるので、「これっきり、さようなら!」とはならないのが悩ましいですね。なので、皮膚科や美容医療で治療後も、日々のスキンケアでしみ予防をすることが大切です。
Q.日差しが強い季節に、しみ予防として簡単にできるUV対策は?
A.朝は1本7役のCCクリームで時短! 日中の塗り直しには、サラサラのUVパウダーを
林:先ほど登場した1本7役のCCクリームは、かなり時短になるので、ぜひ朝のメイクにご活用ください。ちなみに、日焼け止めは日中塗り直しをされていますか?
ふじこ:塗り直しゼロです(笑)。メイクの上から塗り直すと、ベタつきが気になっちゃって。
林:基本的には2〜3時間おきの塗り直しがベストと言われていますが、実際のところ、なかなか難しいですよね…! とはいえ「SPF」や「PA」などの紫外線カット効果の指標は、丸一日効果が担保されているものではありません。UVカット効果のあるパウダーなら、メイク直しついでに使えるので取り入れやすいですよ。

広田:パウダータイプなら、日焼け止めの塗り直しも苦じゃないですね。鏡付きのコンパクト型で、持ち歩きにも便利!

ふじこ:汗をかいても弾くくらい、サラサラになりますね! 首までしっかり塗って、日中もUV対策をしていきたいです。
前編・後編でお届けした「しみ対策」を参考に、毎日のスキンケアで肌の土台をつくっていきましょう!
美白:メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ
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